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46 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現実に紛れ込んだ異邦人の物語,
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レビュー対象商品: 魔性の子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ) (文庫)
十二国記が出版されるずっと前に、この本が刊行されたとき、現実的な部分とファンタジックな部分が交錯している この不思議なホラー小説には感心させられた。 非常に良くできた「現実に紛れ込んだ異邦人の物語」であった。 とくにラスト。 広瀬のエゴイスティックな絶望感は、 あまりにも印象深く、強烈な記憶になっている。 十二国記シリーズはたしかに傑作である。 でもその分、ホラーとしても十分楽しめたこの作品の鋭さが、
31 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
十二国を新たに知る,
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レビュー対象商品: 魔性の子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ) (文庫)
泰麒が蓬莱へと戻っている期間の物語です。高里の周りではいつも不可思議な事件に溢れています。 彼に対し何かをすると報復を必ず受ける事に、それが 善意でも悪意であったとしても・・・。 教育実習のため母校に戻った広瀬はそんな高里に対し 自分と同じものを感じ守ろうとしますが・・・。 ホラー色が強く正直十二国記を知っていても『白い手』 には胸がドキドキとしてしまいました。 本当に面白い一冊ですので是非とも読んでみて下さい。
14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
十二国記の前に描かれた十二国記の物語,
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レビュー対象商品: 魔性の子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ) (文庫)
小野不由美の十二国記シリーズを手に取ろうと思っている貴方には、まずこの1冊から読み始めることをお奨めする。本作は同シリーズの外伝であり本編である。 シリーズの構想があった小野氏がまず執筆したのがこの作品であり、執筆順に読んで欲しいという理由以上に、十二国記を読む前と後では『魔性の子』という作品への印象が全く変わる、というのが最大の理由である。 実のところ、自分は十二国記本編よりもこの『魔性の子』の方が好きなのだ。 主人公広瀬と高里の周囲で次々と起きる怪異現象。 正体のわからないものへの畏怖・恐怖。 ――この場所は己の在るべき場所ではない。自分は特別な何か、なのだと思いたい人間のエゴ。 ホラーとしても、人のエゴイズムを徹底的に抉りこんだ作品としても一級品。この醍醐味を味わえないのは、ある意味多大なる損失。 十二国記を読んでしまった後では、唯のサイドストーリーになってしまう。 是非本書から十二国記に親しんで欲しい。
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