「高麗秘帖」「魔風海峡」に続く三作目にして、
遂に荒山先生の中に封印されし柳生力(やぎゅうちから)が
封印の隙間から漏れ出し始めた作品でアリマス。
何気に荒山世界における初登場柳生は主膳正だったりするわけで、
またいつか現れる日もあるのカシラと思うばかりで砂。
とはいえ、封印から漏れいずる柳生力は斯様な実在の人物ではなく
「柳生卍兵衛」という俺柳生を生み出し、これが後の遠山の金さんで
あるところの遠山景元、即ち、ヤング遠山と激闘を繰り広げるという
ナイス天海、もとい展開になったりするわけで砂。
しかも、萌えショタ化した鳥居耀蔵まで出てくるオマケつき。
もしかして荒山先生も腐女子受けを狙っていたのでしょうか。
また、もはや説明すらなしに登場する獣人だの、
これまた説明無しに乱発される妖術だのも大健在でアリマス。
まあ、説明があってもなくても変わりゃしませんが。
「いいんだよ、細けェことはよ!」
そして撃たれる仏力ビーム。
あと、荒山先生の作品における定例パターンとしての
”実は朝鮮人だった”メソッドが、とある人物に対して
適応され、もォ大変な状態でアリマス。
その人物は、荒山世界において諸悪の根源扱いなわけですが
ここまで徹底してるといっそ清々しいなあ、と思うばかりでアリマス。
その確認の為だけでも是非是非。