ミステリ小説などもよく読むので、物証や物語の展開から犯人を予想し当てることは得意なほうだと思っていたが「魔女裁判」でその自信は見事に粉砕した。
『裏切り』の要素を使い驚きの連続で盛り上げていく作品は数多くあるけれど、本作品はその中でもトップクラスに入る。
しかし、最後までだまされ続けていたが、このドラマで言わんとしていたことは少しだけ感じることができた。
それは、「中間で見ることの難しさ」と「一票の大切さ」だ。
裁判員になってしまったら「中間で見ること」を余儀なくされる。
しかし、それを要求することはそのことに慣れていない民間の人間には酷なことだ。
そうすることが仕事の裁判官でさえ時には間違ってしまうこともある。
だからこそ「裁判員になんてなりたくない」という人が多いのだが、好むと好まざるに関わらず「裁判員」に選ばれることはある。
このドラマでは「裁判員になったら中間で見ることが必要だから覚悟しておけ、慣れておけ」と言いたかったのだと思う。
若者を中心に「政治離れ」が進みそれを反映するように「選挙投票率」も下がり続けている。
「政治家なんて皆同じだし、選挙の一票なんてたかが知れている」と思う人が多いということだろう。
このドラマでは「そんなことはない。一票の持つ力は大きいんだ」と伝えたいのだと思う。
放送中に見ていない人はDVDがでたらぜひ見てもらいたい。
そして、「裁判員になった時の覚悟」と「一票の大切さ」を持ってもらいたい。