Jean-Michel Sallmannの『Les Sorcieres, Fiancees de Satan』(1989年)の翻訳。
創元社の「知の再発見」双書の一冊で、豊富な図版が嬉しい。巻末の資料集も貴重。
魔女狩りの本は日本でもたくさん出ているが、本書は入門編に位置づけられる。魔女狩りを過剰に残虐なものにも描かず、「女性」の問題にも比重を置きすぎず、きちんと歴史的事実が述べられている。20年近く前の本ではあるが、内容は現在でも通用する。
ただ、内容にいささかまとまりがなく、整理も不充分な点が不満。図版が多すぎ、読みにくいという声も。
あくまで入門的な本なので、より詳しく知りたい人は専門書をどうぞ。