変わった生徒ばかりを集め、日々騒動が繰り広げられる帝都世紀末学園にも生徒会長選挙というものはありまして、この巻では『魔女の生徒会長』剣シロオが次期も続投を狙い、『汚染区域』D校舎に生徒を集めて生徒会総選挙を企画します。
とは言うもののあのシロオですからただの選挙ではもちろん無いわけで、
「戦って、戦って、戦って、戦うのよ! 全員総当たり戦で競いあい、争いあい、最後のひとりになるまで潰しあう! それこそが生徒会総選挙よ!」
もうこの台詞でどんな内容だかおおよその理解が付くと思います。
そんな無差別超人オリンピックみたいな総選挙に例によって巻き込まれた恋塚ミミクロは、これまた例によって不良どもに襲われそうになったところを不思議な女の子に助けられるのですが、その少女こそD校舎に悪名高き『悪魔の双子』の片割れ、境グググチだったわけです。
まあこんな調子でストーリーは展開されるわけですが、このシリーズの定番としてバトルシーンは人間の域を超越した連中が人外なバトルを繰り広げますし、何故D校舎が『汚染区域』と呼ばれるかの理由も明かされますが、それがこのシリーズの世界の根幹に深く関わってたりします。そして何より、ミミクロを認識できない状態がずっと続いているシロオですが、この巻で2人の関係に大きな変化が訪れる、と言うか襲いかかります。その辺の詳しいところは敢えて書きません。実際に本を手に取って読んでください。
そして本の後半から終わりにかけて、それこそ最後のページまで、息をつかせぬ激しいストーリー展開が繰り広げられるわけですが、今後の巻でシロオたちがどう行動し、どんなストーリー展開が待っているのか、今まで以上に予想が付きません。