13歳の満月の晩に独り立ちをしたキキも、この巻では双子(男の子と女の子)のお母さん。
13歳になろうとする、二人に対してキキはやきもきしっぱなしです。
お姉さんのニニは、魔女になるのかどうかはっきり態度を決めない上に、なんだか反抗期。
キキの言うことに、文句ばっかりです。
一方、弟のトトは、男の子なのに魔女への憧れが募っている様子。
お母さんのコキリさんの気持ちをしみじみ分かる年になりました。
ニニに対しては、魔女の血を絶やしたくないという想い、押しつけたくないという想い、
その二つの感情の狭間で、いらいらし続け、
希望とあきらめの間で揺れ動いているトトに対しては、
何をしてあげればいいのかと悩み続け、
親と子の関係・距離の取り方に、迷い続ける毎日です。
親としての悩みだけでなく、キキ個人の悩みも相変わらずあって、
それでも、一歩一歩成長していくキキ。
大人になってもそれは変わりません。
そんなキキにもやもやしてしまうけど、これがこのシリーズのいいとこだしね。
とても素敵なシリーズでした。読後、しみじみと思いました。