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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「魔女たちのたそがれ」と言う題名が読む者の胸に染み渡る秀作,
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レビュー対象商品: 魔女たちのたそがれ (角川ホラー文庫) (文庫)
赤川氏が贈るホラー味の濃いサスペンス小説。舞台設定、人物配置、ストーリー構成の巧みさで読む者を楽しませる。ヒロイン依子は山村の小学校に赴任した教師。向こう気と正義感が強い。学校に慣れて来た頃に教え子が殺される。この事件をキッカケに依子は村全体が秘密に包まれている事を感じる。被害者の少女の葬儀の際、見知らぬ女性が訪ねてくるのだが、村の有力者が衆人環視の中、女性を刺殺しても何も起こらないのだ。村の駐在もその場に居たのに。やがて多江と言う少女と知り合ったのを機に、依子は村八分にされている<谷>の住人の存在を知る。刺殺された女性も多江も<谷>の住人だった。そして、依子が<谷>に興味を持ち始めた途端、何者かに襲われた上に辱めを受ける。更に女性を対象にして起きる連続喉切り殺人事件。県警も以前から村に興味を持っていた様子。特に田代と言う刑事は県警の中では失踪した事になっているが、この村に特別の関心があるらしく、突然依子の前に姿を現したかと思うと、また忽然と消える。村と<谷>の秘密とは一体何なのか ? そして殺人事件の犯人は ? これだけの題材があるのだから、書き方によっては、もっとドロドロとした"呪われた村"風の雰囲気が横溢したと思うが、いつもの赤川節で綴られるので、迫力は今一つ。その代わり、軽快なテンポで読み進めるので功罪相半ばか。登場人物の配置とストーリー展開はいつもながら巧みで感心させられる。 喉切り殺人事件の解決は苦しいが、物語の趣向なので仕方ない所か。結末に至って、「魔女たちのたそがれ」と言う題名が読む者の胸に染み渡る辺りは流石と言える。ストーリー・テリングの巧みさで軽快なサスペンスとホラー味を融合させた秀作。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
手に汗握る展開,
レビュー対象商品: 魔女たちのたそがれ (角川ホラー文庫) (文庫)
閉鎖された町で起こる不可解な事件(…って内容がネタ割れしそうな事ばかりなので、あまり多くは書けません)。氏独特のユーモラスな雰囲気は一切排除された作品で、展開に継ぐ展開は全く飽きさせることなく、読者を引き付けると思います。読了後は本当の意味での完結編ともいえる「魔女たちの長い眠り」を読むことをおすすめします。
5つ星のうち 5.0
標題の魔女たちとは誰なんだろう。,
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レビュー対象商品: 魔女たちのたそがれ [LegacyTitleID: 9495035]
大どんでん返し。最初に登場するのは津田さん(男性)。 この人が主人公のように読める。 昔の後輩,中込依子から連絡がある。 小学校の先生をしている山奥の村へ行く。 次々起こった殺人事件。 犯人が誰かが,なかなか思い当たらない。 標題の魔女たちとは誰なんだろう。 なぞがなぞを呼び、 津田と中込が主人公でないことが分かる。
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