今回の巻には
・秘書のあかねちゃんと弥子が奮闘(?)する「噛み切り美容師編」
・弥子が自分の役割に気がつく「歌姫再会編」
・次巻のネウロvs怪盗XIへの導入となる「最後の自分像編(導入部)」
が収録されております。
この巻は他の巻に比べてブラックな面の衝撃は大人しめですが、
心理面においては強い印象を与える巻になります。
「噛み切り美容師編」を経て、弥子は自分の無力さを痛感します。
しかし、留置場で再会した「彼女」の言葉(アドバイス?)により、
弥子は「自分が出来ること」を再確認することになります。
そして、「自分の正体」を探求するXIも動き出します。
(XIらしい衝撃的な演出の)予告状を受け取ったネウロと弥子は、
XIの狙う彫刻「最後の自分像」を持つ絵石家家の屋敷に赴きます。
「最後の自分像編」はネウロの中では珍しい探偵作品になっており、
絵石家一族の心理描写やネウロと弥子の活躍が深く描かれます。
その過程に行き着くまでの場面転換がこの巻で上手く描かれており
次巻への期待を大きく寄せることが出来ます。
本誌で人気投票に使われたキャラクター一覧も収録されていますので、
手にして損は無い巻です。