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とても長い小説なので、途中で飽きてしまいそうになるが、カストルプが「単純な人間」であることが、逆に人生や人間のあり方といった問題を扱うのにふさわしかったのだ、ということも上下巻を通して読むと分かってくるし、頑張って読むに足る名作だと思う。
中でも音楽「菩提樹の歌」によせて描かれる「死の世界への愛」が印象的で、最後にはこの歌とともに読者はカストルプと別れを告げることになる。
個人的には、繰り返ちかれる自由や若者の生き方に対し、深く考えさせられた。
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