三国志の英雄・曹操の息子「曹丕」が主人公です。
曹丕は気難しい性格の人物なので三国志ファンの中でもかなり
好き嫌いが分かれるほうだと思います。
絵柄がとても可愛らしく、所謂「歴女向け」に見えるかもしれませんが
人物の服装や小道具に至るまでしっかりと書き込まれており、
また武将の活躍に隠れがちな文官たちが魅力的に描かれているので
ある程度三国志に詳しい方のほうが楽しく読めると思いました。
曹丕と仲が良かったらしい司馬懿や陳グン、鍾ヨウらの出番があるので、
冷たい・陰険といった曹丕のイメージが変わるかもしれません。
曹丕の人となりや考え方をストーリーとともに追っていくコミカルな印象の
序盤から、仲の良かった弟・曹植との対立が表面化していく後半の雰囲気の変化が
自然でした。次巻がとても楽しみなマンガと言えます。
----------ここから追記-----------
どうやら当作品を掲載していたwebコミックが廃刊になってしまったようです。
曹丕ファンなので続きが出ないことは非常に残念ですが、歴史に敬意と愛をもって漫画を描く
中島 三千恒さんをこれからも応援したいと思います。