ハッセルブラッド製カメラを所有、もしくは購入の為の情報収集を行っている人向けの本。
モデル別の違いが写真付きで解説されており、百科事典的な意味で有用である。
一方、あまり強い思い入れの無い人にとっては、賞賛の字句に溢れているが、魅力は伝わり辛い紙面である。
掲載された数点の作家作品は判が小さい事も有り、6x6フォーマットである以外は「なぜハッセルブラッドなのか」は伝わり辛い。
辞典的な部分以外ではCFレンズとCレンズの比較が行われているが、なぜ厳密に同じ構図で撮影していないのか理解出来ない。購入検討者にとっては機種別(特にレンズシャッター機とフォーカルプレーンシャッター機)の実用上の違いなどの議論があれば有用だったのではと思う。