バリの王家の家族と懇意になった著者の体験を通して、バリ文化・生活背景などが紹介されています。
ガイドブックでもなく、ありきたりの紀行本とも違い、あたかも一緒にステイ体験をしているかのような気分で、現在の観光地されたバリの表の顔しか知らなかった人も、その背後の人々の生活を垣間見る事ができます。
バリ、インドネシア、とひとくくりしてしまいがちですが、島としてのバリ固有の文化や信仰、人々の生活、考え方などが描かれ、簡単な近代史的背景も見えてきます。
何度もバリステイをリピートしている人でも、全く知らないでいるようなことがたくさん載っており、読み返してはバリに思いを馳せる事ができる一冊。
写真はありませんが、著者のすばらしい雰囲気ある、そして正確なイラストが雄弁。このイラストが内容の価値を高めています。