人が何かに魅かれるには様々な誘因(トリガー)があります。
「いつもの定番」に魅かれることもあれば、「ちょっとワルっぽいもの」に魅かれることもあったり。
本書ではそれらのトリガーを7つに区分して例を挙げながら解説しています。
「誰かを魅きつける」というのは、企業→大衆に限らず、個人→個人というときにも当てはまるので、本書で挙げられている例は、企業のブランディング戦略から、モナリザの頬笑み、親が子どもによく言う「野菜を全部食べないと、デザートをあげませんよ」というセリフ(!)まで、とても幅広いです。
いままで何かを選択しても、「自分が魅かれた誘因」なんて特に意識することもなかったのですが、この本を読んでから「あぁ、このちょっと隠された部分が気になってクリックしちゃった…。これが『神秘性のトリガー』ってやつか」と思ってニヤリとするようになったり、「魅きつける・魅きつけられる」ということを少し意識的に考えるようになった気がします。
それぞれの誘因を使いこなせれば、かけ引き上手にもなれそうです(笑)。
ジャンル的にはマーケティング本ですしタイトルも企業向けっぽいですが、ビジネス向けとしてだけでなく個人向けとしても楽しめると思います。