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魂萌え !
 
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魂萌え ! [単行本]

桐野 夏生
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (65件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ささやかな<日常>に、豊饒な世界を描き出した、再生と希望の物語。
夫婦ふたりで平穏な生活を送っていた関口敏子、59歳。63歳の夫・隆之が心臓麻痺で急死し、その人生は一変した。8年ぶりにあらわれ強引に同居を迫る長男・彰之。長女・美保を巻き込み持ちあがる相続問題。しかし、なによりも敏子の心を乱し、惑わせるのは、夫の遺した衝撃的な「秘密」だった。
『OUT』や『柔らかな頬』、『グロテスク』同様、世間という荒波を、揺らぎながら漂流していく主人公。これまでの作品のような犯罪は出てこない代わりに、人々の日々の細部が、丹念につづられていく。
「これから先は喪失との戦いなのだ。友人、知人、体力、知力、金、尊厳。数えだしたらキリがないほど、自分はいろんなものを失うことだろう。老いて得るものがあるとしたら、それは何なのか、知りたいものだ」(本文より)
たったひとりで、老いと孤独に向き合うことを決意する主人公。世間と格闘しながら、変貌を遂げていく敏子の姿は、読む者に大きな希望を与えてくれる。私たちが生きる、ささやかで儚い日常という世界を舞台に、著者の新たな代表作が誕生した。

内容(「BOOK」データベースより)

夫の急死後、世間という荒波を漂流する主婦・敏子。六十歳を前にして、惑う心は何処へ?ささやかな“日常”の中に豊饒な世界を描き出した桐野夏生の新たな代表作。

登録情報

  • 単行本: 477ページ
  • 出版社: 毎日新聞社 (2005/4/21)
  • ISBN-10: 4620106909
  • ISBN-13: 978-4620106908
  • 発売日: 2005/4/21
  • 商品の寸法: 19.5 x 14 x 4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (65件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
これまでの桐野作品とはがらりと作風が違います。
個人的には一昔前、宮本輝が好きだったけど最近の作家は殺人が多くて・・
とこぼしてそうな層に最適と思ったんですが、これは漠然とした感想です。
作品としては、昨今のやたら大冒険をする主人公ではなく
専業主婦の59才の女性が夫を急遽亡くし、生活・女友達・男友達・恋人・携帯・子供・・
少し冒険しては立ち止まり、1つ冒険しては2歩下がったりしながら自分探しをしてゆく内容です。
ちなみに私の母62才に手渡してみた所、一晩で読破して魂を奮わせてました
この本の最大の魅力は、50代以降の価値観に見事に会う等身大の内容だと思います
もちろん50代以下でも十分楽しめたし、印象に残る台詞もありました
男に対し信頼出来ないと女が思うのを、不満という言葉でかたずける男
男女の恋愛、加齢する親子関係、女友達との距離、そして夫婦
477ページたっぷり楽しみました
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くわもちじんぺい トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 毎日新聞に連載していただけあって、近作のような暴走小説ではありませんでした(ホッ)。60歳前後の、初老の主婦をめぐって繰り広げられる物語です。ささいな意趣返しや喧嘩、恋愛感情や不倫のうしろめたさなどの日常的小説です。ですが、40歳くらいまでなら当たり前なことが、60歳後も続いているという目からウロコの設定に価値があります。
 私は前半が面白かったのですが、登場人物に「風呂ばあさん」という強烈なキャラクターが登場します。このキャラクターを味わうだけで、十分楽しめます。やや地味ですが、桐野夏生の’まともな’小説を読みたかったファンとしては、満足です。さあ、一息ついたんで、次はどんな暴走小説にもついていきますよ、桐野様!
 ちなみに、老年小説のタイトルに「萌え」とか「!」を使うセンスに、皮肉っぽいものを感じました。やはりこの人ワカッテラッシャル。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By y-u
形式:単行本
数時間で読み終えてしまいました。読んでいる間は思わず感極まってしまう場面や台詞が詰まっていて、その度に考えさせられ、まだモヤモヤするような感じが残っています。
それは私自身が敏子(主人公)と同じ道のりをたどるのではないかと単純に想像してしまう子持ちの専業主婦であり、同時に美保(主人公の娘)の立場も感じることができる年代だからかもしれません。敏子と同年代でひたすら真面目に家族のためだけにがんばってきた母世代を思うと切ない気持ちになります。むしろ30代40代の私たちが読んで「専業主婦」「家族」「人生」という平凡な言葉の括りを自分ならどう歩んでいくか、あらためて考えるきっかけにしたらいいのではないでしょうか?
世の中は敏子のようなタイプがほとんどを占めており、それによって日常は穏やかに過ぎていくのでしょう。でもその裏には殻を破りたい、でも破り方がわからない、周りの影響は?という理性が働く。ちょっとしたきっかけで誰にでもいつでもその「破りどき」がやってくるかもしれないこと、その時どう対応するのか、その対応が正しかったのか間違っていたのか思い悩む・・そんな憂鬱病(ストーリー内に書かれていて印象に残った言葉です)と戦いながら生きるのが人生なのかな、と読み終わって間もない今は思っています。
まとまりのない文書になってしまいましたが、日ごろ子供との時間に追われ、家事で一日があっという間に終わってしまうとお嘆きの主婦の方!ぜひお読みになって一度「憂鬱病」を実感され、ご自分の生活に静かな刺激を与えてみてはいかがですか?
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投稿日: 2009/11/11 投稿者: 年間百冊
ありきたり
んー、読み出しは「さすが、いいかも」とか思ったけど・・・。

読んでる途中からいらいら&不快だった。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/11 投稿者: あい
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