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5つ星のうち 5.0
圧倒的な存在感, 2002/4/18
レビュー対象商品: 鬼龍院花子の生涯 [DVD] (DVD)
『なめたらあかんぜよ』の決め台詞。
この映画で夏目雅子は一躍時の人となった。
無論彼女はこの映画に出る前から既に活躍はしていたのだが、あの映画ほど巷にブームを巻き起こした邦画と言うのは私の記憶には無い。
夏目雅子の迫真の演技もさることながら、彼女を取り巻く仲代達矢に岩下志麻、それに脇を固める俳優人がまったく見事な存在感をそれぞれ持っていた。
そうしてその存在感が互いにぶつかり合いながら、ある種の迫力となっている。
五社英雄が既にこの世の人ではなくなってしまった今、これほどの映画を現在作ろうとしても作れるものなのか考えさせられる。
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5つ星のうち 5.0
ドラマ版よりやっぱ百倍ええわ, 2010/6/10
レビュー対象商品: 鬼龍院花子の生涯 [DVD] (DVD)
観月ありさのドラマ版を見て、物足りなさを感じたので、久々に引っ張り出してきて見たのだが、やっぱりこっちの方が百倍いい
まぁテレビ版は予算や放送時の倫理的な縛りもあると思うが、どうも極道な雰囲気が出ておらず、きれいにまとめられ過ぎていた感じがした
高橋英樹ではどうしても優しい雰囲気が勝ってしまって、侠客を気取っているが切れやすく、実際はその器でない鬼政と呼ばれる人物にはちょっと難しい気がした
やはりこの仲代達也の極道さはすばらしい、ハマリ役、これに勝るのはなかなか大変なのでは?というか、今こういう極道をできる人はいるのか?
夏目雅子もブルーリボン賞をとっただけあって、いい演技をしている
特にラストのカチコミ前の鬼政とのやりとりは仲代達也の演技と相俟って涙なくしては見れない(ドラマでは手下が全員見送るという薄っぺらな感じだった)
有名になった「なめたらいかんぜよ!」の台詞もやっぱり夏目雅子の方が様になってる
ドラマより子供時代が長くとってあり、松江の子供時代を演じる仙道敦子もなかなかよかった
つるとの一歩もひかない殴り合いシーンなんかもよかった
岩下志麻の鬼政嫁も当然ながらすばらしいし
ま、俳優陣がすべてハマリ役と言っていいほどいい
花子役には批判もあるようだが
山出し娘と言われる「つる」から生まれた子供だけにあんな感じが正しいと思う
地味で器量も素行もよくないけど実の娘だからカワイイ
そういうことなんじゃないでしょうか
ドラマの宮本真希はちょっときれいすぎる
さらに、映画版はこういう雰囲気が大得意の五社英雄だけあってカメラワークもいいし、セットもこだわって作ってあり、雰囲気バツグン
これはちょっとやそっとじゃ超えられませんわ
まぁそんなわけで、ドラマ版はきれいなファンタジーを見たい人向け、この映画版はリアルなホンモノを見たい人向けな感じがしました
当然、ホンモノにしかホンモノの感動はありません
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5つ星のうち 4.0
夏目雅子が見たかった, 2008/9/28
レビュー対象商品: 鬼龍院花子の生涯 [DVD] (DVD)
夏目雅子が出ているという情報と五社英雄のやくざテイスト映画という認識位しかなかったが、みてみるとなかなか面白く見ることができた。夏目雅子さんについては死んでしまってからの情報しかないのだが、ご多聞にもれずこの映画の中の彼女はとても素敵で、他の作品も見てみたくなった。
また1982年の作品だということを調べるためにいくつかのレビューサイトをみたところ、花子役の人の面構えに関していくつか否定的なコメントが目立ったが、僕は作品の中であの人以外ないのではないというくらいはまっていてすごいキャスティングだと思った。花子の悲しさががうまく表現されているのはキャスティングによるところが多い気がする。