「ぼくらの」が非常に面白く
他の作品も読みたいなぁ〜と思っていた矢先に
浜松町の本屋で発見、即購入。
デビュー作からの読みきり作品が収められている。
だれそれの影響を受けていると思われる
デビュー作の絵柄が、1作ごとに
色んな描き方を試し現在の絵柄に辿り着いた変遷も楽しめる。
が、本作の醍醐味は、作品中に流れる
時間の流れに対して無力な人達の
どうにもならない、抗えないもどかしさが
読後に心に染みていることだ。
なんてことない物語のように見えて実は人の心の奥底を覗く感じ。
白っぽい絵柄が尚更なんてことないストーリーに見えさせるというフェイントにもなっている。
これは現在連載中「ぼくらの」にも共通して言えることだ。
デビュー作から一貫して、そのテイストを保っているところがスゴイ。