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鬼子母神 (幻冬舎文庫)
 
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鬼子母神 (幻冬舎文庫) [文庫]

安東 能明
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

保健婦が見た幼児虐待の恐るべき実態。急速に壊れゆく母子の絆。なぜ母は我が子を虐げてしまうのか? 平凡な家庭に潜む地獄図を描いた問題作で、第1回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作!

内容(「BOOK」データベースより)

保健センターに勤める保健婦の工藤公恵は、渡井敦子という若い母親からの異常な電話を受けた。ただならぬ様子を察して駆けつけた公恵が目にしたのは、敦子の三歳になる長女・弥音が血まみれとなった姿だった。幼児虐待―そう直感し、渡井母子を注意深く見守り続けるが、事態は意外な方向へ…。平凡な家庭に潜む地獄図を描いた問題作。第1回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。

登録情報

  • 文庫: 558ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2003/10)
  • ISBN-10: 4344404386
  • ISBN-13: 978-4344404380
  • 発売日: 2003/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 606,483位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この作品のテーマは、ずばり「虐待」。あとがきで作者自身語っているので誤りは無いと思いますが、MSBP(ミュンヒハウゼン症候群)という不可解な病気をこの作品で知りました。作品中驚かされるのは、主人公も虐待の兆候を秘めている(少し出ていますが)という事です。母親誰しも、虐待をしてしまう可能性があるという事でしょう。

作品の中に沢山の医療用語が登場してきて、少しわかりにくい点もありましたが、逆に精神界に興味が出ました。
女性のあなた。母親になる前、(あるいはなっている方も)一度、この作品を読んで「虐待」について考えてみてはどうでしょうか?本当の母親像「鬼子母神」を目指して下さい。

このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 物語は幼児虐待をテーマにしたサスペンスですが、第1回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作としては、大賞となった「そして粛清の扉を」とつい比べてしまい、物足りなさの残る作品でした。幼児虐待という現代問題となっている事件をテーマとしていることは興味深いですが、物語で描かれる事件となる母子関係や、主人公の保健婦としての仕事ぶりはもう少し詳しく描いてほしかったですし、ラストもできればもう一捻りしてほしかったです。展開としては良かったのですが、読む前に大いに期待していただけに、読後はやや残念に思いました。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By めじ
形式:文庫
児童虐待・・何とも傷ましい事件がテーマとなるこの小説。 心を病んでいる母親のダークな描写に、何とも「どんより感」が漂っている。 しかし主人公である保健婦:工藤公恵も、清廉潔白なわけではない。 スーパーで万引きするし、自分の娘も虐待している・・・ タイトルである「鬼子母神」は、母でありながら他人の子を捕えて食べてしまうため、釈迦は彼女が最も愛していた末子・愛好を隠して子を失う母親の苦しみを悟らせ、仏教に帰依させたという。 このような鬼の面と菩薩の面の二面性を持った神(鬼子母神)が、工藤公恵と似ているところがあるという意味なのだろうか。 断っておくが、エンディングはハッピーエンドではない。 だからこそ「世の中には、こういう人もいるんだろうなあ・・」と、かえってリアリティがある。 名作とは言えないホラー小説だけど、何だか癖になりそうな感じ。
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