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27 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
帯が・・・,
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レビュー対象商品: 鬼の跫音 (単行本)
道尾さんの短編集です。やはり、上手な人だと思います。レビューにも書きましたが、向日葵は、上手いだけしか 残りませんでしたが、最近の長編で、かなり読ませる作家 になってきていると思います。本作も、ホラー要素たっぷりの 佳作が集まった短編集となっております。ただ、帯にある 「最高傑作」とか、もうやめませんか?帯を作った人、あなた は本気で本作が最高傑作と思っているのですか?理由は?道尾さん の作品を全て読んでいる人なら、この短編集が最高傑作ではないこと くらい明らかです。最近の「売れればいい」という傾向には 辟易しますね。この帯がかえって本作の評価を低めてしまう気 がします。
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
可もなく不可もない出来,
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レビュー対象商品: 鬼の跫音 (単行本)
6話の短編が収録されている作品です。連作短編集となっていますが、厳密に言えば普通の短編集です。連作ではありません。3話のラストと4話の初めの1ページにつながりがあるだけです。6話に共通しているのは、鴉とSという人物が登場することだけです。Sという人物も各6話で登場する6人がそれぞれ別人でつながりはありません。過去作「向日葵の咲かない夏」に登場するS君とも関連がありません。 内容は、サスペンス、ホラー系で、それぞれの話の最後には落ちが用意されています。どれも暗い話ばかりで明るい話はありません。短編集の為、気軽に読める分量ですが、その分、長編作品と比べると物足りなさを感じるかもしれません。 道尾作品を今まで読んできた読者ならば、このような短編集も書けるのかと楽しめるかもしれませんが、この作者の作品を初めて読む人ならば、この作品よりも一般的に評価が高い「ラットマン」のほうが、個人的にはお勧めです。
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ホラーだが、ミステリーの要素強し。,
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レビュー対象商品: 鬼の跫音 (単行本)
「ラットマン」と「カラスの親指」。毛色の違うふたつの快作を昨年発表した道尾秀介、間髪入れずの新作は、自身初の短編集にしてホラー小説。収録されているのは6篇。いずれも猟奇的で人間の奥底に潜む狂気と偏執についての物語。焦がれんばかりの片想い、椅子の脚裏に彫られた何者かのメッセージ、20数年前の忌まわしい記憶、予期せぬ来訪者から渡された箱詰めの文字、時系列が逆さまで後戻りする日記、そして陰湿なイジメ。どれも恐怖を増幅する設定と演出、耽美的かつグランギニョールな味付け、神経を逆なでしそうな心理描写の数々。かなり怖いし、ゾクゾクと胸の鼓動を感じながら読み続けたが、それでいてある種の呵責と悔悟、業の深さを持ち合わせているので、後味は悪いと言うより物悲しい。 そして、ミステリー作家としての読者を騙す企み。得意の著述トリックの妙が今回も冴え渡り、その結末に唸らされながら、これはホラーの形を借りたミステリーでもあると思った。 短編ゆえに著者の仕掛けたワン・トリックがより効果的に効いている部分多し、面白かった。
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