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鬼の詩 上方苦界草紙
  

鬼の詩 上方苦界草紙 [単行本]

藤本 義一
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第71回(昭和49年度上半期) 直木賞受賞

内容(「BOOK」データベースより)

芸の世界でのたうつ鬼どもの哀歌。第71回(1974年)直木賞受賞作『鬼の詩』はじめ、鬼気迫る芸の鬼たちの生きざまを、狂気と哀切のなかに描いた作品5編を再編。松竹映画「上方苦界草紙」の原作。

登録情報

  • 単行本: 268ページ
  • 出版社: ファラオ企画 (1991/02)
  • ISBN-10: 4894090244
  • ISBN-13: 978-4894090248
  • 発売日: 1991/02
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 585,959位 (本のベストセラーを見る)
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By fukuyan
形式:単行本
昨今、平板なマスメディアを跋扈する芸のない芸人と
狎れ合う客とが繰り広げる惨状は見るに堪えない。
そんな無残を嘲笑うかのように、
『鬼の詩・上方苦界草紙』はとてつもない迫力で迫ってくる。
5つの短編からなる本書は一貫して芸人がテーマになっており、
特に表題作の『鬼の詩』は明治に生きた上方芸人の凄まじい生き様と

半ば狂気としかいいようのない芸に対する執念が
冷徹な筆致で描写されている。
心には荒涼とした情景が浮かんでくるが、
手には脂汗がじっとりと滲んでくる。
読む者の心胆を寒からしめる作品とはまさにこれをいうのであろう。
本書は本物の芸を求める芸人への励ましであり、
寂しい芸に落胆している客への慰めでもある。

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形式:単行本
鬼がいた・・・芸人という名の鬼が。

5作の短編どれもすばらしい。

必読だと思います。
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