生家の会津坂下町御池田を取材した。と、いうのは、友人、剣術仲間、師範、妻など、身近な人物が出てこない。柳津虚空蔵尊に小野派一刀流の納額がある。地元でも謎の人物で、父が相撲取りで、母が黒河内伝五郎の娘、藩士か郷士か神職か、地元の作品でも身分がわからない。
後半生のことは詳細に書いてあるが、前半生は謎だらけ、身分の高い家老が密教修験道をやるだろうか。武術以外に、気合術、金縛り術、占いの易もやる超能力者なのか。これほど、有名になっても地元作品がないというのも珍しい。
津本先生が先鞭をつけた人物で、不明なところも多いのですが、実際は語られなかった意外な真実があると思います。津本先生は、そうした真実が出るのを期待しているのかも……。