話はまったくといっていいほど、先に進んでいません。折角ラスの父上が出てきたというのに、語られるのは父上の魔性としての宿命とラスの劣等感と言う名のファザコンぶりのみ。もうちょい、進むかと思ったんだけどなあ……。
前巻での彼の人の宣言、それを受けて世界中の魔性たちがどうしたか?まあおおよそ想像のつくその一例が、浮城を舞台に語られます。そして、紫紺の妖主消滅により当然起こるであろう、あるメインキャラの消滅の様子も――。これについてはわざわざ短編まで付けてフォローしていますから、これで真に消滅ということなんでしょうねホントに。
色々書くことは多いのでしょうが、これじゃ11巻以降いったいどれだけ続けば終わりが来るやら――。普通に20巻超えしてしまいそうで、戦々恐々としてしまいます。あとちょっと、ちょっとだけペースを上げて物語を進めて欲しいと、一読者として切に願います!