日本人が一般的にこうした髪飾りをつけなくなって70年近くなろと思います。
それは着物の衰退とともにあります。
でもかんざし、櫛なのの工芸品としての美しさは紛れも無く。日本の美的感性の源を感じさせてくれます。
モノ作りニッポンという言葉は工業製品に向けられがちなのですが、こうした職人芸を見せられると、美的感覚の素晴らしさには改めて感心させられます。
それは今の寿司や日本食ブーム、アニメブームの中にも見られるこだわりの素晴らしさといえましょう。
こんな時代にもっと自信をもって世界に誇れる文化を持つ日本と日本人でありたい、と思わせる一冊です。