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高野聖 (角川文庫)
 
 

高野聖 (角川文庫) [文庫]

泉 鏡花
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

優しいなかに強みのあるおかし難い気品、白桃のような女。奥山の孤屋に白痴の夫と世をわびる哀れさ。一夜の宿をかりた旅僧の心は乱れ騒ぐ。思いつめた時、はからずも女の秘密を知る。(村松定孝)

内容(「BOOK」データベースより)

旅の僧が飛騨越えの道中で立ち寄った一軒の山家。一晩の宿を求める僧は、そこで美しい女と出会う。彼女は甲斐甲斐しく僧の世話をするが…。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 285ページ
  • 出版社: 角川書店; 改版 (1971/04)
  • ISBN-10: 4041010020
  • ISBN-13: 978-4041010020
  • 発売日: 1971/04
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 194,115位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ribbon
形式:文庫
表題の作品他四篇が収められていますが、ここでは『高野聖』についてレビューを書きます。旅僧が、旅の道連れになった男に寝物語として語る形で物語が進んで行くのですが、最初はこういう文体に不慣れなせいもあって、なかなか意味がすっと入って来ませんでした(^^;

しかし二度三度と読み返すうちに、すらすら理解出来るようになって、そうなると独特の語り口調のテンポや豊富な擬音語、擬態語が楽しく、また旅僧のスリリングな峠越えの場面でははらはらし、山奥で出会った女の妖艶な美しさの描写にはぞくぞくし、最後に女の秘密を知るところではあっと驚いてさらにまた初めから読み返したくなる・・・という、何回読んでも新しい発見のある作品でした。
この作品は、音読にも向いていると思いますので、次は是非、声に出して読んでみるつもりです

このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By いせむし トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
聖性と恐怖とエロス、そしてイニシエーション。これらはホラー小説の定番であるが、「高野聖」にはそれらが見事に揃っている。
深山の奥に住む謎の美女と若い僧のストーリーは、その設定の見事さにより、読者の好奇心を刺激する。怖いものみたさを喚起する。
いかにも怪しいシチュエーションは、「これは事件が起こる」と予感させ、それは性的な誘惑を伴うはずであると確信しながら、ページをめくる。
泉鏡花は傑出したストーリーテラーである。
読者は「この女は怪しい」と感じながら、一方で惹かれていくのである。
エンターテイメントとしての完成度は相当なものだと思う。
日本文学最高の幻想小説です。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
現実に肉薄しているような実感味の溢れる描写に惹き込まれる。

独自の世界・雰囲気を確立している作品ばかり。

「高野聖」「義血侠血」が特に素晴らしい。

あっさりとした締め括りが特徴的で、その潔さも好印象。
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Each of the trees here, any of them big enough to block sun at midday,...
NHKのテレビ番組のJブンガクを見ています。
2010年の8月に 高野聖を紹介していたので読み直しました。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: kaizen
日本人なら「外科室」読めよ
表題作の「高野聖」については語らない。あまり面白いと思わなかったからだ。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: バンパー
古風な文体
日経土曜夕刊の裏面で、懐かしくもあり、新しい視点で読めました。
投稿日: 2009/9/21 投稿者: 後生畏るべし
高野聖と魚津の蜃気楼
高野聖の旅路を信濃から飛騨と逆にたどると、最終的に富山湾の魚津に達する。魚津の蜃気楼は飛騨山中側からの下降した冷気が、富山湾で空気の逆転層を形成するためとされる。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/8 投稿者: 付会の哲学者
艶やかな文学
 純文学というジャンルの中でもとりわけ耽美的な作品群です。... 続きを読む
投稿日: 2006/12/14 投稿者: ninetails
聖性と恐怖とエロス、そしてイニシエーション。
聖性と恐怖とエロス、そしてイニシエーション。これらはホラー小説に欠かせない要素であるが、「高野聖」にはそれらが見事に揃っている。... 続きを読む
投稿日: 2006/2/12 投稿者: いせむし
天野義孝さんの表紙がぴったり!!
独特の文体に、慣れるまでは多少かかるかも解りません。
しかし、話の細かい内容が解らないまま、気にせず読み進めていっても十分... 続きを読む
投稿日: 2005/2/22 投稿者: 瀧
高野聖は愛されている
泉鏡花の作品の中でも、「高野聖」は有名な一編だ。白石加世子の「百物語」で舞台で朗読されたり、この作品をモチーフにしたテレビアニメもあった。最近では、21人の文学者... 続きを読む
投稿日: 2003/5/16 投稿者: 島ナイチャー
無題
旅の男が深い山奥で一人の美女と出会う。あまりにも妖艶なその女はしかし幾多の男達を誘い獣に変えてしまう妖女なのであった。舞台の幻想性もさることながら、泉鏡花の書く文... 続きを読む
投稿日: 2003/3/24
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