内容紹介
『高田直芳の実践会計講座』の第3弾は「ファイナンス」がテーマです。
「はじめに」にて述べられているとおり、本書は決して、ファイナンス理論をやさしく解説することを目的としたものではありません。
一通りの基本を押さえたのちは、「実践会計講座」の名にふさわしく、経営戦略と密着した現場で使えるファイナンス理論を解説します(といっても、著者ならではのくだけた口調で、普通のファイナンス書籍よりも格段にわかりやすく説明されていますが)。
特筆すべき点は次の通りです。
●ノーベル経済学賞を受賞し、ファイナンスの世界で有名な「シャープ・レシオ」や「CAPM理論(資本資産評価モデル)」を具体的な数値例を使って解説します。
●難しい計算式を避け、実務で使えるよう、Excelを通じた「ファイナンス理論の使い方」を紹介します。
●ファイナンス理論で必ず取り上げられる「資本コスト」を、実務の最前線で意識している人がほとんどいないという事実があります。これを改めてファイナンス理論で説明します。
●借入を行なう際に信じられている「元金均等返済がローン返済よりも有利である」という俗説をファイナンス的に論破します。
●「自己資金の資本コスト」を計算する方法を紹介します。
●ながらく実務の課題とされていた「最適資本構成」について、明確な解答を示します。
●ミニ・マックス戦略、マックス・ミニ戦略など、ゲーム理論に基づく経営戦略の要諦をファイナンスの側面から説明します。
●さらに、単利計算を基とするCVP分析の矛盾を紹介し、複利計算に基づく著者ならではのSCP分析を提唱します。
やさしい解説でいつの間にかファイナンスの高みにたどり着く、不思議な高揚感が味わえる1冊です。
内容(「BOOK」データベースより)
膨大なデータとExcelを武器に、企業実務とファイナンス理論の矛盾に挑む。現実に即し、経営戦略を支える手法を徹底解説。