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高瀬舟 (集英社文庫)
 
 

高瀬舟 (集英社文庫) [文庫]

森 鴎外
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

自殺に失敗し、苦しむ弟。彼を殺して島送りにされる喜助に、罪はあるのか―。人間のもつ不可思議、尊厳を見つめた表題作。他「阿部一族」「山椒太夫」「寒山拾得」など。(解説・川村 湊/鑑賞・林 望)

内容(「BOOK」データベースより)

島送りの罪人を乗せ夜の川を下る高瀬舟。しかし実の弟を殺したその男の顔は晴れやかに、月を仰ぐ目は輝いていた。なぜ…。精美な日本語で鴎外で描く人間の不可思議。これは安楽死をめぐる永遠の矛盾として現代人の中にも生きている。表題作の他「阿部一族」「山椒大夫」「寒山拾得」など後期の代表作を収録。

登録情報

  • 文庫: 292ページ
  • 出版社: 集英社 (1992/9/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087520285
  • ISBN-13: 978-4087520286
  • 発売日: 1992/9/18
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 156,094位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
名作です 2006/5/10
By arrival
形式:文庫
主人公の役人も、喜助も、死んだ弟も、誰もが現代でもごく普通にいるような人間。私が喜助のような立場であったとき、きっと迷わず弟を楽にしてやっただろうし、弟であったなら、申し訳ないと思いつつも喜助にすがるしかなかったであろうと思います。でもそれが善ではないし、かといって悪とも言い切れない。安楽死、人を裁くことの難しさ、そして人間の当たり前に持つ良心や弱い部分を淡々と描いた作品です。言葉は決してきつくないのに、さらりとつづられる言葉の一つ一つがここまで重く心に響いてくるのは、人間の本質や尊厳について深く知った鴎外によるものだからこそでしょう。シンプルな構成の中に、色々な角度から見た死と人生があります。一生のうちに一度は読んでおきたい作品ですね。
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7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
時と場合によっては相手を殺すことも悪ではないのかもしれないと思った。喜助は結果として弟を殺してしまったのだが、弟の頼みを聞かずにだんだん出血多量で死んでいくのを何もせずに見ている方が残酷だと思う。鴎外は医者だったから安楽死の是非について考えて書いたんだろう
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7 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
喜助が・・・ 2001/10/2
By ひろ
形式:文庫
庄兵衛が喜助をうらやんだり妬むという人間らしい心情の変化はかなり共感してしまった。だけど、喜助のような良い人間がいるだろうか?という疑問は残る。
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