高橋悠治氏も70歳を超えてから、周囲が大家と扱う様になってきた。CDも本も立て続けに発売されている。
この対談集は、70年代から最近までのアンソロジー。
嬉しいのは、何と、ブーレーズ、ノーノ、ユン・イサン、柴田南雄などの作曲家との対談が収録されている!
(他、日本の評論家、作家等多数)
ブーレーズにこれだけ食らいついた疑問を投げかけている対談相手も珍しくブーレーズ自身も乗っている。
逆にノーノは自分の発言を一方的に話す。
多分、悠治氏とウマが合わなかったんだろうな、というイライラ感が発言から伺える。
しかし、悠治氏のスタンスは相手が誰であろうとも、全く変わらない。いつでも彼は彼自身で視線も変わらず。
真の知性と未来と過去を見渡す視線から、止めどない精神的興奮を味わえる一冊です。
悠治氏の書籍は絶版が多いので、出たらすぐに買っておくべき!