高橋みなみ19才。大勢のAKB48メンバーそれぞれに気を配り、このグループの力を引き上げていった其の行動力と努力に驚嘆します。
オーディションの最終段階でダンス審査があることを、高橋みなみは知らなくて、振り付けを覚えられなくて困っていたとき隣にやたら踊れる小学生の増山加弥乃がいて、「私にも教えてくれないかなあ」頼んでみると、「いいよ!」と教えてくれた。ほんとに二人とも大物ですね。
最初のまとめ役だった折井あゆみが2007年1月に卒業し、そのあとを高橋みなみが引き継ぐ。2009年1月のSHIBUYA−AXのコンサートで、久々に再会した折井あゆみが声をかけた瞬間、高橋みなみは泣き出してしまった。折井あゆみはこう語っています。「きっと背負っていた物がたくさんあったんだね。えらかったね。頑張り屋のあなたが流したあのきれいな涙は、一生忘れません。」
たかみなは自主的にみんなをまとめていた。そんなたかみなに〈キャプテンという肩書をあたえることで負担を軽くしてあげたかった〉と秋元康さんはいう。一見逆のように感じるけど、この本を読むとその言葉に納得ができます。
キャプテン対談では、高橋みなみだけでなく、秋元才加や柏木由紀の素晴らしい魅力も感じられます。AKBには人材がいろいろいますね。
100人のたかみな論では、いろんな人がたかみなのことを語っています。その締めくくりが、オーディションのときにダンスを教えてくれた増山加弥乃でした。
結論として、高橋みなみとは「AKB48そのもの」である と書かれていました。その通りだと思います。
ユーチューブを見るとAKBのメンバーはいろんなことをしています。薬師寺公演をやったり、般若心経の写経をやったりしています。(「
般若心経物語」という感動的な本があります。)秋元康さんは、そういった伝統的なものも大切にして、メンバーに何か大切なもを伝えようとしているのではないでしょうか。そしてそれは、高橋みなみにも確実に伝わっていっているのでしょう。
本当にこの本は、高橋みなみ物語を語りたくなるような素晴らしい本です。