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ストーリーの中心は、エリザベスと、彼女を見下す裕福な独身男性ミスター・ダーシーとの反目だ。エリザベスは舞踏会で冷淡なダーシーにそっけなく拒否されて侮辱を受ける。オースティンは2人の主役の間で交わされるウィットと恋愛ごっこに、たくみに緊張感を取り入れ、サイモン・ラングトン監督(『Upstairs Downstairs』の監督も務めた)は、この6時間のミニシリーズで、当意即妙なやりとりと衝突を見事に浮き彫りにしている。大部分のセリフは、丹念に原作を追ったもので、そこに必要に応じて現代に必要とされる配慮のために肉付けし、整えている。例えば、ダーシーの人格はぐっと深みを出すように演出されている。本作を見れば、当時のイギリスに迷い込んだような錯覚を受けるはずだ。ジェニファー・エールは、母が何とか身を固めさせようと、あの手この手でダーシーへの関心を煽る努力を注ぐにもかかわらず、頑として意志を曲げないエリザベスをしっかりと演じている。そしてダーシー役のコリン・ファース(『イングリッシュ・ペイシェント』は、この作品を見る女性たちの心を独り占めにしてしまうだろう。
『いつか晴れた日に』、『待ち焦がれて』といった素晴らしい映画化を楽しんだオースティン原作の熱心なファンならば、このミニシリーズはオースティンのビデオ・ライブラリーに必携だ。このロマンチックな時代の作品に初めて接する人は、『高慢と偏見』に夢中になり、続きをもっと見たくなることだろう。しかし、ひとつ警告を。1日をかけてゆっくりと見終わるように計画しよう。6時間座りっぱなしで最後まで見たいという欲求にあらがえる人はめったにいないから。(Jenny Brown, Amazon.com)
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141 人中、139人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「世界で一番すてきな女の子」の物語,
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レビュー対象商品: 高慢と偏見 [DVD] (DVD)
『高慢と偏見』の主な映画は3つある。(1)ローレンス・オリヴィェがダーシーを演じる、1940年版、117分。(2)コリン・ファースがダーシーを演じる、BBC製作の1995年版、302分。(3)キーラ・ナイトレイがリジーを演じる『プライドと偏見』、2005年、127分。三つの中では、5時間をたっぷり使う(2)の本作が断然よい。というのも、『高慢と偏見』は、恋愛の難しさと素晴しさを深く見詰めた作品であり、気持ちの揺れ動きにどうしても時間を必要とするからである。リジーとダーシーは何度も「すれ違い」「離れ」ながらも、その誠実で優れた資質によって、次第に接近してゆく。オースティンが「世界で一番すてきな女の子」として描いたリジーでさえ、ある種の思い込みがあるために、恋は簡単に成就しない。誇り高い二人には、恋愛のハードルはそれだけ高いのだ。二度目のダーシーのプロポーズを受けて、あの聡明で活発なリジーが、ダーシーの眼を見返すことができない。言葉少なに、並んでどこまでも歩く幸せな二人。それを祝福するかのように光溢れる美しい田園の光景。大学の授業でこのDVDを見せたら、学生はみなオースティンを大好きになった。めったにない名画だ。撮影の経過と時代考証を書いた本『The Making of Pride and Prejudice』も、写真が美しいのでお勧め。
99 人中、97人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
名作です,
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レビュー対象商品: 高慢と偏見 [DVD] (DVD)
元々母が好きで、ケーブルテレビを録画してよく観ていたので興味を持ちました。地味〜な昔の映画?と思っていたのですが、本当に素敵なドラマです。映画のように、短い時間にまとめなくてよい分とても丁寧な作りになっています。 俳優達の演技は素晴らしいし、イギリスの景色は美しく、衣装や調度品なども見ごたえがあり、とても素敵です。この画面の美しさは、特に女性ならうっとりしちゃうのではないでしょうか。人間ドラマもリアリティで人間くさくって。。 ちょっと長いし、お値段も高いけれどお勧めします。 最近公開された映画より、原作に近い雰囲気があります。 好みの問題もあるのでしょうが、私も母も、こちらのBBC版の方が好きです。 特に主人公の2人が、よりイメージに合っているように思います。 観る方の主観のせいもありますが、キーラはどうしても勝気なイメージが拭い去れず、エリザベスのイメージとはちょっと違うなあと感じました。彼女が今回この役でアカデミー候補になったように、今までとは違う役どころを名演してくれたのは事実なのですが・・・。また違う魅力の映画といった所でしょうか。 ダーシー役のコリン・ファースもとっても素敵です。 正直言って、派手な魅力がある俳優さんではありません。 私もブリジット〜始め他の映画で観ていますが、そんなに気になる俳優さんではありませんでした。 でも、この映画を見たらその魅力がわかるはず!! 是非観ていただきたいです。
49 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
超素敵な男女の恋物語・・・でも内容は深いよ,
By grazielizzy (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 高慢と偏見 [DVD] (DVD)
ヒロインのエリザベスことリジーがかっこよくて、すべて見終わった後にはなんとなく自分が素敵な女性になったように感じてしまう。まず、金持ちダ-シーに媚びないのがかっこよい。結婚に安易に憧れずに、自分を持っているのがいい。思いやりがいっぱいなくせに皮肉屋なのもいい。ヒーローのダーシーもかっこよい。男はこうあるべきだと構え、何を言われても自分を貫く。貧しきもの、目下のものには手厚く温かい。言葉少なく沈思黙考する考える男。映像では、イギリス人?と思えるほどの美男美女の二人。それなのに二人の心がすれ違う!!なぜ? その微妙なすれ違いに、ますますわくわくドキドキ。そしてハッピーエンド。私の中では10年に1本という佳作です。
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