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54 人中、49人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
翻訳は難しい,
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レビュー対象商品: 高慢と偏見 上 ちくま文庫 お 42-1 (文庫)
外国作品は翻訳によってその作品の雰囲気を伝えられるかどうかが決まってしまう。この中野康司訳は、わかりやすさではほかの翻訳に群を抜いているが、作品の雰囲気や趣を伝えるという点では劣る。と言うのも、わかりやすさを心がけるあまり、意訳しすぎて、原作者の言い回しなどが伝わってこないのだ。私は同じ中野でも中野好夫訳(新潮文庫「自負と偏見」)を買って読み、こちらは図書館で借りて、わからない部分を読んだ。ジェーン・オースティンの作品は「Emma」を一番最初に読んだが、この作品にしろ、エマにしろ、非常によく構成が練られていて、一見関係ないような話があとになって意味を持ってくることがよくある。それだけ伏線が多様に張られていることだと思うが、そこがオースティン作品のおもしろさの一つだろう。
42 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
敬語の使い方に違和感,
By laburnum (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 高慢と偏見 上 ちくま文庫 お 42-1 (文庫)
古い作品なので物語の単調さはあるものの、退屈せずに楽しめるのはやはり原作の力でしょうか。翻訳も現代的で、いわゆる「翻訳調」ではないので読みやすいのですが、どうしても敬語の使い方に違和感があります。敬語を正しく使わないと、登場人物の身分や時代感覚などを表せないと思います。高貴な人の言葉とは思えない言い回しが気になります。
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
分かりやすい翻訳だけれど,
By のりこ (福岡) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 高慢と偏見 上 ちくま文庫 お 42-1 (文庫)
現代的で、すらすらと理解できる翻訳です。オースティンをはじめて読む人には、お薦めだと思います。 ただ、地の文などで、あまりにも品性を欠いた形容詞を使用しているところが あり、また会話文などの敬語の使い方にも少々の疑問を感じました。 対してあまりに「英文和訳調」と批判されてる河出文庫版ですが、 こちらでは言葉遣いや品性は、とても満足できるものです。 いろいろと翻訳を読み比べてみるのも楽しいと思いますよ。
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