前著「コンピュータ設計の基礎」が、いつの時代でも必要だった基本の事例集だったのに対して、本書はパイプライン等の高速化や省電力といった、やや現代的な内容が主題。
前著はいろんな意味で難しい(笑)本でしたが、このあたりの内容となるとさすがに教養書成分が増えてきて、面白いと思える人も多いのではないか……と思います。
具体例としては少々具体的すぎるかもしれませんが、「昔のASCII誌のパイプライン特集記事」や「PC Watchの後藤弘茂氏の連載」のアレが、更に内部でどのように実装されているのか、といった内容ですね。
個人的には、分岐予測なんかは「プロセッサの中にミニプロセッサがあるんじゃ?」という印象だったのですが、当然ながら論理回路的な解決方法があるのだとわかって少し感動しました。