ヴァイオリニストというより毒舌家との印象が強いので、
名前を聞いただけで敬遠する方もいるかもしれません。
でも。
敷居の高い難解なクラシックを楽しく軽快に
そしてユーモアを持って一般人に広めてくれたのは
彼女と、もぎぎ(茂木大輔氏)、故・羽田健太郎氏だと思います。
3人に共通してるのは、本人が“演奏家”だということ。
最も身近で“音楽と同化”してきた方たちです。
評論家の語るクラシック論も何冊か読んできましたが、ややもすると
うんちくや独断に偏りがちで、初心者向けではない。
(勿論、専門家ならではの含蓄に溢れていて奥深いことに間違いはありませんが、
読んでいて楽しいと思ったことはないかも…)
曲自体のエピソードだけでなく、彼女なりの視点や体験話も語られています。
毒舌も健在ですが少しも不快には感じませんでした。
あっという間にクラシックが身近に感じられると思います。