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高山右近
 
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高山右近 [単行本]

加賀 乙彦
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「世の栄達に何の値あろうぞ」
激動の戦国時代を揺るぎない信の道で貫いた高潔のキリシタン大名の生涯
時代に惑わぬ信とは何か?

今という時代に翻弄される日本人必読の書
「右近殿の名前は、マニラでは有名です。日本のキリシタン大名の代表であり、秀吉大王と現在の家康大王の伴天連追放と迫害の時代に信仰を守って生き抜いてきたことに敬意を覚え、ぜひともマニラ全市をあげて歓迎したいと言っているのです」「それはかたじけないし、名誉なことですが、拙者はそのような歓迎に値しない」と右近は言った。

内容(「BOOK」データベースより)

「世の栄達に何の値あろうぞ」激動の戦国時代を揺るぎない信の道で貫いた高潔のキリシタン大名の生涯。

登録情報

  • 単行本: 336ページ
  • 出版社: 講談社 (1999/9/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062098318
  • ISBN-13: 978-4062098311
  • 発売日: 1999/9/20
  • 商品の寸法: 18.8 x 14 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 263,030位 (本のベストセラーを見る)
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命かける人 2003/1/21
形式:単行本
戦国の武将であり、茶人であり、そしてキリシタンだった高山右近。キリシタン追放令でも信仰を曲げず、前田藩お抱えの身からついに追放となる。雪の北陸路を妻と子供たちと落ちていく下りは、雪国出身者としてそのつらさが思い浮かぶ。常ならば、パンとぶどう酒でミサをささげるところを、冷たく凍った握り飯とお酒でミサをささげるところは、心熱くされた。それを見守る監視役の出羽守も、彼らの真摯な姿に打たれたのではないか、そして右近との問答を通して信仰の極意が表されている。価値観も経済も政治も何もかも揺れ動く現代社会にあって、変わらぬものに命をかける人の姿は、いつまでも心に残る。
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従容として 2006/3/20
By Tochitli トップ500レビュアー
形式:文庫
賢固な意志と信念を持ち続けながら、彼の生き方はとても自然である。

キリスト教弾圧が始まるなか、未来を恐れはせず、優雅さと品を忘れず、プライドをもちながらも決して人と対立することはない。

キリシタン大名として名高い高山右近。文化人として武将としてひとかどの人物であったものの、信仰ゆえに虐げられれもそれを怨まず、己の道を邁進していく姿はすがすがしく感じる。

この本は関が原も終わり、加賀に幽閉されてからマニラで客死するまでの彼の晩年を描いたものである。

彼の従容とした人生、一人の人間の生き方として感じさせられるものがあった。
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形式:文庫
キリシタン大名の代表、高山右近少輔長房の晩年を描いた作品、文章が流麗で趣き深い。特に雪の金沢、追放の道行きである近江路、この時代ポルトガルの直轄領の気分が未だ漂う長崎の異風な有様、中でも圧倒的で力強い追放の航海での描写、終盤のマカオの街のそれはまことに美しい。
惜しむらくは、あまりに右近を一点の非の打ち所のない理想家にまで美化した点である。彼の内面での葛藤の描写が単調になったのは惜しい。フロイスの「日本史」の中のエピソード、若年時、摂津での主家和田家の嗣子を血まみれになって謀殺し、下克上を父飛騨の守とと共に具現したエピソードに触れなかった点は、何故であろうか。
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