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高層の死角 (祥伝社文庫 も 1-25)
 
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高層の死角 (祥伝社文庫 も 1-25) [文庫]

森村 誠一
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第15回(1969年) 江戸川乱歩賞受賞

内容紹介

〜一刑事、執念の捜査行。/不朽の名作、読みやすい文字で復活!〜

大ホテルの社長が、自社ホテルで刺殺された。部屋は外扉、内扉の二重の密室。捜査陣は社長秘書に疑いの目を向けるが、彼女には捜査員の平賀刑事と一夜を共に過ごしたという完璧なアリバイがあった。だが直後、その秘書も福岡のホテルで死体となって発見される。愛と使命に悩みながら、平賀は犯人を追う。ホテルを舞台に、密室とアリバイ崩しに挑む本格推理の金字塔。

登録情報

  • 文庫: 352ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2009/10/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4396335326
  • ISBN-13: 978-4396335328
  • 発売日: 2009/10/15
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 382,131位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TKMT
形式:文庫
私もようやく森村誠一氏が長編推理小説の新鋭としてデビューした作品を読む機会に恵まれた。しかし、読み終えてどっと「疲労感」を覚えた。読み進めると中断できないことは事前に分かっていたが、本書はとにかく犯人が仕掛けた多くのアリバイトリックを暴くことに主眼があり、刑事が1つのトリックを解明してもまた次のトリックが浮上するというシナリオになっており、とにかくある意味で、真っ向から「格闘」しなければならないのである。それは担当刑事の次のような発言からも明らかだ。(刑事の)「小林はうんざりした表情を隠さなかった。この犯人のバリケードは全く無限のような感がしたのである」(278頁)。失礼ながら、私もこうした感想をもった一人である。そしてできればタイトルにある「高層」という言葉通りのアリバイトリックで最後を締めくくってほしかった(最後のアリバイはホテルにおけるチェックインの時間帯の適合性に関するものだから)。しかし考えてみると、作者自身がこうした構想を考え付いたことに敬意を払わざるを得ないし、更に「解説」を読んでみて、作者が本書をわずか一ヶ月足らずで執筆したことに驚嘆しないわけにはいかない。刊行年は私が生まれる前の1969年であるが、今読んでも全く違和感がない。それどころか、かえって新鮮味があるような気さえするのである。資本主義社会における熾烈な企業間競争(本書ではホテル競争)や犯罪の国際化・広域化の様相などは、現在のグローバル経済に見事にマッチしているからだ。高層ホテルや国際線に絡めた幾重もの厳戒なアリバイもなかなか崩れないゆえの疲労感ではあったが、それはまた十分な高揚感や緊張感を伴っての疲労感に他ならない。それだけ本書は読み応えがあるだけでなく、作者の全身全霊が注入されたまさに「運命の作品」(著者自身の言葉)だったわけである。本書を読めばそれが十分に実感できると断言しておきたい。
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形式:文庫
高層ホテルで起こった殺人を巡る推理。確かに、ダイナミツクには描いていますが、在り来たりで、新鮮味に欠けます。また、勢いを感じる処は買いますが、人間が描けていません。兎に角読むのに疲れる本です。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
のち角川商法でベストセラー作家となった森村の出世作。しかし、途中での飛行機をめぐるアリバイ崩しは別に新味はなく、最後のホテルでのチェックインのアリバイ崩しはまあまあだが、逆に犯人がそこまで考えるかという疑問もある。
 なかんずく、刑事と女と犯人の三角関係めいたものに、一向にリアリティがない。そこが描けていなければただのトリックのための添え物のファンタジーになってしまう。
 まあしかし、世評的にもこんなもんだろう…。
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