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高学歴ノーリターン The School Record Dose Not Pay (ペーパーバックス)
 
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高学歴ノーリターン The School Record Dose Not Pay (ペーパーバックス) [単行本]

中野 雅至
5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

一流大卒が負け続ける「ギャンブル社会」の到来
「東大社会」で実感した「学歴価値」の大暴落

■「ニートや派遣労働者に比べれば、正社員の一流大卒ホワイトカラーは完全なる勝ち組 winners じゃないか」――そう持ち上げられても、何か釈然としないものを感じ
ている高学歴者は、実は多いのではないだろうか?
■高学歴者は今、明らかに3極化 tripolarize している。「カリスマ性のある高学歴者」「ボンボン高学歴者」、そして、下・中間層出身で目立った取り柄のない「さえない高学歴者」である。前2者は恵まれた生活を送っているが、「旧帝大」や「早慶」出身の、ごく普通の高学歴サラリーマンと公務員は、明らかに報われていない。つまり、釈然としない“何か”を感じている高学歴者は、「さえない高学歴者」である可能性が高いのだ。
■本書では、「東大社会」とも言える中央官庁に14年間勤務した著者が、さまざまな知見から、「学歴価値」 real value of school record が大暴落しており、日本画「高学歴
ノーリターン」の国になりつつあることを示す。そして、「報われない」ことに対して怒りや無力感を抱く高学歴者が増えるにしたがって、東大を頂点とする「ピラミッド型学歴社会」が徐々にメルトダウンし、やがて「ぶっ壊れる」様を描く。そして最後に、日本の学歴社会の行き着く末を明確に示す。
■前作『はめられた公務員』で公務員リストラのシナリオを見事に予測した著者が描く、「ポスト学歴社会=ギャンブル社会」とは……。


【「有名企業の正社員になれたら勝ち組」というのは本当か?】
●東大を出てもヒルズに住めるわけではない!
●「所得<学歴・職業威信」から「学歴・職業威信<所得」の時代へ!
●高学歴社は「市場原理主義」に打ち負かされた!
●もう学歴だけでは格差はひっくり返せなくなる!
●「本当に儲けているのは誰か」を考えよ!
●勉強を強いてでも子供に高学歴を得させるべきか?

内容(「BOOK」データベースより)

本書では、「東大社会」とも言える中央官庁に14年間勤務した著者が、さまざまな知見から、「学歴価値」real value of school recordが大暴落しており、日本が「高学歴ノーリターン」の国になりつつあることを示す。そして、「報われない」ことに対して怒りや無力感を抱く高学歴者が増えるにしたがって、東大を頂点とする「ピラミッド型学歴社会」が徐々にメルトダウンし、やがて「ぶっ壊れる」様を描く。そして最後に、日本の学歴社会の行き着く末を明確に示す。

登録情報

  • 単行本: 310ページ
  • 出版社: 光文社 (2005/11/22)
  • ISBN-10: 433493370X
  • ISBN-13: 978-4334933708
  • 発売日: 2005/11/22
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.9 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 605,918位 (本のベストセラーを見る)
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53 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本の主張は実に明快である。

「現代日本の高学歴エリートは報われていない。いい大学を出たらもっと報われる社会にすべきだ。」一行で要約できてしまう。

よってこの本の紙数は、上の文章のうち前半部分についての話と、後半部分の提案に、ほとんどが割かれている。

正直、こういう本をいずれ誰かが出すのでは、と思っていたので、個人的には実にタイムリーだった。また、大半の人の反感を買うことは必至であろうこのような内容の本をあえて出した著者の勇気には、心の底から敬意を表したい。

だが、その内容についてはかなりの疑問点がつきまとう。

そもそも「高学歴エリートは報われていない」という著者の主張が本当に正しいのか、という点について、納得のいく論証がほとんどなされていないのである。

まず、一般論的な話からいくと、ある人が「自分は報われていない」と感じる場合、大雑把に言って理由は二つ考えられるだろう。一つは「当人の正当な期待に比べて報酬が少なすぎる」、二つは「正当な報酬に比べて当人の期待が大きすぎる」である。著者は何の疑いもさしはさまず、今の高学歴エリートは、当人の正当な努力や期待に比べ報酬が少なすぎる(上の文でいくと前者)と嘆くが、もしかすると高学歴者の側の期待が大きすぎるのかもしれない(後者)、という懸念は微塵も抱いていないのだ。

大体、「報われていない」とは何を根拠にしているのか? 高学歴者とそうでない人を比較して、互いの平均年収でも比較したのか? 教育にかかったコストとその回収率を調査したのか? 本書においてそういう調査が行なわれた形跡はまったくない。もし調査をすれば、後者はちょっと微妙だが、前者なら(おそらく)高学歴者はそうでない人を上回るだろう。それでも「報われていない」というのなら、どのくらい「報われれ」ば妥当だというのか? これについても、納得のいく基準が示されているわけでもない。これでは駄々っ子がぐずっているのと本質的に変わりないだろう。

(ここで著者が行なったように、芸能人や有名スポーツ選手、ベンチャー企業の創始者の収入と、高学歴者のそれとを比較するのは間違っている。才能と存在の希少さにおいて、前者と後者では比較にならないのだから。)

「報われていない」例としてキャリア官僚と一流企業のホワイトカラーについていくつか筆者の体験談が書かれてはいるが、前者については高学歴者のすべてが官僚になるわけではなく、後者についてはホワイトカラーのすべてが高学歴者であるわけではないのだから、「高学歴者の報われなさ」についての検証にはなっていない。

大体、この著者の人生に対する姿勢そのものが良くない。

「受験勉強の見返りが皆無になりつつある(224P)」

と、いうことは何だろう、この著者にとって大学へ行くことは、学歴を得ること、卒業証書をもらうだけの意味しかないのだろうか。なんという貧困な価値観だろう。

著者と同じように考えている高学歴者は結構多いのだろうが、そんな受験勉強しかとりえのない、せっかく大学に行ったのに、獲得できたと実感できたものが学歴だけ、というような高学歴者を、わざわざ制度的に救済してあげる必要がどこにあるのだろうか。

本来は星一つだが、冒頭で述べたとおり筆者の勇気に免じて星一つプラス。けれどもお薦めできない。
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37 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hossy13
形式:単行本
 帰りの電車の中でクスクス笑いながら読むのに丁度いいような話。この本の読者は,筆者がいう高学歴でありながら,中間層程度に甘んじている,冴えないリーマンであろう。自分もその一員であると実感する。そして,筆者の主張はそのとおりだなーと思う点が多いのも事実である。

 しかし,それがどうしたというのか?高学歴が高収入に結びつくものではないことなど,わざわざ本にするほどのことか?まあ,どの話も主張も,安い居酒屋で飲みながら,くだを巻いている「イーム」の与太話という程度のものであろう。

 とはいえ,筆者は関西人であり,笑いのツボは押さえているので,それなりに楽しめる。しかし,これを読んで,自分の人生を考え直すというような気になるとしたら,どうかしている。 
このレビューは参考になりましたか?
31 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yjisan
形式:単行本
崩壊の兆しを見せる「学歴社会」。

この桎梏から解放されることは果たして福音であろうか?

筆者は「成果主義」の美名の下に進行しつつある拝金主義の浸透、

「ギャンブル社会」の到来を指摘する。

「金で買えないものはない」「稼ぐが勝ち」が風潮の世の中にあっては、

この国の真の支配階級たる〈経済エリート〉たちに反発・対抗しつつ、

愚直な努力によって日本を支えてきた清貧の〈知識エリート〉たちは、

徐々に居場所を失っていく。

学歴社会の崩壊は、生真面目な中産〈知識エリート〉たちを直撃するが、

被害を蒙るのは彼らだけに留まらない。

努力が価値を持たず、才能や門地で全てが決まる格差社会は、

一握りの「勝ち組」と大多数の「負け組」を生み出す。

「勝ち組」「負け組」という単純な二項対立に最も懐疑的な

良識派の〈知識エリート〉たちが凋落し、淘汰されれば、

この傾向に更に拍車がかかるだろう。

格差は拡大し、階級は固定化する。

その他大勢の「下級」たちは、

諦めて「自分探し」へと埋没するか、

刹那的な快楽に耽るか、

ギャンブルで一発逆転を狙う。

果たしてそれが、幸せな未来だろうか?
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最近のカスタマーレビュー
ずいぶんと身勝手な主張だね
そもそも「拝金主義vs学歴主義」という対比自体が恣意に満ちている。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: mikity
学歴と犠牲
著者の経歴もあって、役人の労働環境の話が多いので、
ソッチ系へ進む人は参考に。... 続きを読む
投稿日: 2010/5/16 投稿者: ウェブ担当
稼げばいい、というのが結論
この本の中身を要約すると「高学歴者が会社なんかに滅私奉公しても報われないので、これからは自分の能力を金儲けに活かしましょう!」という事である。また神経症の様に英単... 続きを読む
投稿日: 2010/1/2 投稿者: きんた
格差社会便乗本または官僚たちの夏のボヤキ
タイトルにだまされた。途中で読むのが厭になった。内容は見掛け倒しで、学歴・格差社会便乗本だ。版元の姿勢を疑う。官僚になったら高給が取れるはずがないのは今に始まった... 続きを読む
投稿日: 2009/10/18 投稿者: クラをタ
これから自身のキャリア形成を考える人には参考になるかも?
学歴だけでは豊かな生活に繋げられないとの主張である.高学歴者でも条件のそろっていないホワイトカラー,つまり東大法学部を出た国家公務員試験I種を合格した官僚,いわゆ... 続きを読む
投稿日: 2008/3/8 投稿者: 和泉 茂一
事実ですね。学歴って飾りなんですよ。
現代日本においては「高学歴ノーリターン」は、著者の述べているとおり、まぎれもない事実です。でも、これは昔からそうでしたよ。元々、学歴というのは「公爵」や「伯爵」な... 続きを読む
投稿日: 2007/12/1 投稿者: ドクターG
一流大学生(卒業生)に対する著者の僻み・妬み
残念ながら先進国である限り、上流階級にいる人というのはみんな高学歴。ほんの僅かな例外を除いては一流大学卒と低レベル大学卒の生活レベルの差はもはや想像することもでき... 続きを読む
投稿日: 2007/9/7 投稿者: kodo
良書といえる本
甲子園に阪神の応援に行くのは、ブルーカラーの貧乏人達が主で、応援される選手は高給取り。なので、私は甲子園には行かない、という記述は素晴らしい。日本はいつから、「興... 続きを読む
投稿日: 2007/2/18 投稿者: エリック 
努力が報われる社会
口語調で雑な文章が多いが、本書末尾で著者が言っていることは重要である。... 続きを読む
投稿日: 2006/9/26 投稿者: もこもこ
学歴コンプレックス?
確かに、記憶力を中心とした今の学歴社会は、世の中の動きに取り残されているので、... 続きを読む
投稿日: 2006/5/30 投稿者: meme
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