冒頭の「はじめに」には、本書の意図が短文で書かれています。「・・・ノルディックウォーキングの普及には凄まじいものがあります。・・・一方、熱心にやりすぎて膝の故障や、手首を傷める方もでてきているようです。・・・昨年私は、目的に応じた安全なノルディックウォーキング手法を提言しました」。つまり筆者は、本書を通じて、医学的な実験結果に基づき同じノルディックウォーキングでも歩き方によってその運動負荷の幅が随分とあるので目的や行おうとする人の状況に応じて、スタンダードウォーキング、アグレッシブウォーキング、ディフェンシブウォーキングを使い分ける必要があり、それら3つのテクニックの具体的スタンダードを作成しておいた法が安全だ・・・・ということを主張したかったのだと思います。さらにディフェンシブウォーキングの例として介護予防の実践事例が掲載されており参考になると思います。全体に写真が多く、内容も非常に平易にかかれており読み易いと思いますが、一方で、私は読むのに1時間程度、若干内容の乏しさを感じるとともに、「これからノルディックウォーキングをしようと思っているが具体的にどうやったらいいのか?」と考えておられる方にとっては本で学ぶよりやはりお近くのイベント等に参加されたほうが手っ取り早いと思います。