初心者の方の入門書として、オススメです。
利益が出ているのになぜか潰れる企業、あるいは大きな赤字決算でも潰れない企業。
確かに「○○会社が赤字2,000億円計上」などの報道や記事を見ると、「え?あの有名な会社もそろそろやばいんじゃないの?」なんて思っていました。
そういった短絡的な解釈をしないために本書を読み、会計の面白さ、奥深さを感じました。それが「騙されない会計」というタイトルになっているのだと思います。
餃子屋とフレンチの比較も出てきます。ボジョレー・ヌーヴォーは会計の観点からも素晴らしい、ダンナの給料を減らしてはいけない、在庫がいけない理由、などといった身近な話題、興味を引く内容が随所にあり、非常にとっつきやすいです。
また、ドラッカーの言葉が随所に引用してあることも、より深く理解できることにつながっています。私にとっては、ドラッカーの言葉自体は難解ですが、著者がわかりやすく解説してくれています。
会計の入門書としては非常に読みやすく、難しい言葉もほとんど出てこないので、会計の初心者である私でも、決算報告書などを見るのが少しだけ理解できるようになった気がします。
本格的に会計を勉強しよう、という方には向いていないかも知れませんが、私にとっては会計って面白い、と純粋に思えた本です。