泣き虫、健気一途、子供、無知、天然、不幸、自虐的
そんな受けが苦手な人にはまず地雷です。受けに終始イライラするだけだと思います。
自分はショタが好きなので購入しました。
最初のほうは受けの一人称が「おいら」で、どの層を狙ったキャラなのか戸惑ってしまった…(笑)
しかしその序盤の魅力の無さが中盤からの意地らしさや健気さを際立たせ、受けを本当に可愛く見せてくれます。一人称も「ぼく」になります(笑)
攻めと受けがすれ違いはじめてからのくっついたり離れたりの切ない描写が上手くて、ぐいぐい引き込まれていく。ここらへんがかなり面白い。
しかし、設定のファンタジー的な部分に魅力が薄いため、何ページにもわたり長々と世界状況について語っているところがスムーズではなくて、少しテンションが下がってしまう。
そのせいか、文章や心理描写はいいのに話全体のテンポがバラバラなかんじがしました。
挿絵も、表紙の印象に比べて受けの背が高かったり、ページごとに受けが別のキャラに見えたりで、イメージが固まりづらい。(リィトは表紙が一番しっくりくるのですが…)
輪姦などもありますが、割とぬるいですし、終盤は甘いので痛さは差程でもないです。
ただ、そのシーンが入ったことにより急に作品の雰囲気が下品になってしまったのが残念。
個人的には最後のほうでルスランの描写があっさりしすぎていたのも残念でした。
★3にしようと思いましたが、あくまでBL小説であるということを踏まえて★4です。
健気で不幸な受けに萌える方は是非!