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騎乗 (ディック・フランシス競馬シリーズ)
 
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騎乗 (ディック・フランシス競馬シリーズ) [単行本]

ディック フランスシス , Dick Francis , 菊池 光
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

17歳のアマチュア騎手ベネディクトは、ある日、厩舎の所有者から突然の解雇を言い渡される。理由はあまりに理不尽だった。ベネディクトが麻薬を常用しているというのだ。まったく身に覚えのない非難に怒りを感じながらも、騎手としての才能の欠如を露骨に指摘された彼は、失意のうちに厩舎を去る。そんなベネディクトを待っていたのは、父親のジョージだった。経済界で財を築いた父は、政界に打って出ることを決意、下院議員の補欠選挙に出馬することになったのだという。ベネディクトの解雇も、息子に選挙活動の手伝いをさせようとした父が、裏で糸を引いていたのだ。激しい怒りを覚えつつも、やがて父親に説得されたベネディクトは、プロの騎手になるという夢をあきらめ、父の夢を実現させるべく、選挙活動に協力をすることに同意する。しかし、選挙区へ赴いた二人を待っていたのは、父ジョージを狙う何者かの銃弾だった…。

内容(「MARC」データベースより)

17歳のベンは政界を目指す父に請われて騎手への道を断念、選挙活動の手伝いをすることになる。しかし、父を狙った狙撃や放火が相次ぎ…。生きることの厳しさと真の男の勇気を描くシリーズ最新作。

登録情報

  • 単行本: 291ページ
  • 出版社: 早川書房 (1998/10)
  • ISBN-10: 4152081929
  • ISBN-13: 978-4152081926
  • 発売日: 1998/10
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 985,523位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ディック・フランシスの小説を競馬ミステリと呼ぶのは少々乱暴な気がする。
騎手の経験を生かした臨場感溢れる馬の描写が必ず挿入され、魅力の一つと
なっているとはいえ、物語の舞台は競馬界とは限らないからだ。

この作品「騎乗」でも主人公は騎手だが冒頭から職を失い、父親の選挙運動に
半ば強制的に協力させられるところからストーリーは始まる。
特筆すべきは、大人の男を主人公としてきた今までの作品とは違って今回の
主人公が17歳という若さであることだが、やはりディック・フランシスの小説の
語り手らしく、冷静で賢く優れた資質の持ち主で危なげがない。
実業界で成功を収め、政界に進出しようとしている父親はカリスマ性を持ち、
将来は国家元首の地位の可能性まであるほどの!!人物だが、主人公の青年とは
やや距離をおいた関係を保っており、多くを語ることなく教え導く。
二人はお互いに敬意をもって相手に接し、みだりに干渉することはしない。
男同士の友情の理想とも言えそうなこの父子の交流を軸に主人公の精神的な
成長が無駄のない簡潔な文章で描かれていく。

ミステリーとしては起伏に乏しく、クライマックスも意外とあっけない幕切れに
終わるのが残念。主人公の周囲の人間関係の描写もリアリティがあって楽しめるが、
親子に敵対する人物の造型には少々説得力がないような気がする。
ただ、主人公があきらめざるを得なかった夢(プロ騎手)への思いを語る場面などは
作家の実体験が投影されているのか、胸に迫るものがある。
やはりディック・フランシスの!小説世界の魅力には抗しがたい。

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By おび
形式:文庫
「17歳の障害騎手ベンが突然厩舎を解雇されたのは、父親ジョージの策略だった」
横暴で強引な父親と彼に反抗的な息子、という構図かと思いましたが
実は、父親は若くて(30代後半)好人物、息子も父をしっかり尊敬しているという、
とてもよい親子が主人公なのでした。
競馬場やレースシーンはおまけみたいなもので、
むしろフランシス版『めざせダウニング街十番地』という感じ?
競馬ミステリを読みたい!と思って読むとちょっと違いますし
ミステリとしてもいかがなものかと思いますが、読後感は悪くないです。
それにしても、こんな17歳がいるわけない、と思うほど
大人びていてなおかつ父に従順な少年です。いい子だ。
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By akko
形式:単行本
この作品の主人公は17歳で、今までのフランシスの作品とはちょっと違っています。今までの主人公は大体が30代とかで冷静で頭の切れる人物像が描かれていたと思います。が、この作品では17歳ということもあって、時には子供らしい繊細な所も描かれていて、とても新鮮な主人公像でした。ただやはり途中からみるみる成長していく姿が伝わってきて、最初の17歳の時と最後では大きく違っていますが。また、派手な場面などはありませんが、心情をとてもよく表現している作品だと思います。私はこの主人公ほど若くありませんが、私がフランシス作品を読み始めたのは13歳の時で、その当時のことをなんとなく思い出してしまいました。10代の方が読めば私以上に感情移入して読めるのではないかと思います。
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