■「駿河城御前試合」上下巻に収録した作品は、単行本未発表の劇画2編を含め、平田弘史が劇画化した南条範夫原作のすべてである。
■巻末特集は、劇画史研究・斧田小による上下巻19ページに及ぶ渾身の熱血テキスト「解読・駿河城御前試合」。原作者、劇画家の作品と作家活動の軌跡を追究したエンターティエンメントとしての悲劇と破滅の残酷時代劇の真髄に迫る。なお、同じ南条範夫の「駿河城御前試合」を原作とした今話題の山口貴由・画による残酷耽美時代劇『シグルイ』(チャンピオンRED連載/秋田書店/3巻まで単行本化)は、第一試合の『無明逆流れ』をベースにした作品で、平田弘史による劇画化はなされていない。しかし、同じ小説を原作にした新旧の作家による観点、美意識、脚色化の相違などを比較して読むと面白さが倍増する。
【駿河城御前試合・上巻=全7編】~『被虐の受太刀』以下4編+南条範夫原作/武士道無惨伝3編。単行本未発表作『邪淫許すまじ』収録!
【駿河城御前試合・下巻=全7編】~『疾風陣幕突き』以下4編+南条範夫原作/戦国無惨伝3編。単行本未発表作『鬼哭の城主』収録!
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