題は会計学となってますが、中身は初心者向けの馬券本という感じです。
(というか心構えを説いたような感じ)
ある程度経験のある競馬ファンなら読む必要はないかと思います。
昔から馬券本などで言われてきたことが漠然と広く浅く書かれているだけで、
作者のオリジナル馬券術のようなものはほとんどありません。
実際のレースを予想する上での具体的なノウハウのようなものを期待するとガッカリすることになるでしょう。
たとえば勝負レースは、危険な人気馬がいて、変わり身のありそうな人気薄馬が
いるレースという風に書かれています。(競馬をある程度やってる人には当たり前のこと)
しかし、どんな馬が危険な人気馬なのか、危険馬の見抜き方の方法論のようなことは書かれて
いません。
つまり、肝心な部分、一番知りたい部分がスッポリ抜け落ちているわけです。
肝心な部分を知りたいのなら著者の有料予想サイトの会員に・・・ということなんでしょうかね?
(本の終わりのほうに有料予想サイトの案内がある)
厩舎の特徴にも触れていますが、たった3,4行で簡潔に触れられているだけで、
1年もやっていればわかるようなことばかりなのでたいして参考になりません。
調教タイムの目安についても書かれていますが、追い切り方法や仕上げについては
厩舎によりまちまちなので鵜呑みにするのは危険です。
あと、大数の法則についても触れられていますが、控除率25%の競馬に6000万近くつぎ込むなら
投資信託のほうが大数の法則的には有利なのでは?と思ってしまいました。
競馬初心者が読み物として読む分にはいいかもしれませんが、ベテランには取るに足らない
内容です。