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香華 (新潮文庫)
 
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香華 (新潮文庫) [文庫]

有吉 佐和子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

女としてのたしなみや慎みを持たず、自分の色情のままに男性遍歴を重ね、淫女とも言えるような奔放な生き方をする母の郁代。そんな母親に悩まされ、憎みさえしながらも、彼女を許し、心の支えとして絶えずかばい続ける娘の朋子。―古風な花柳界の中に生きた母娘の肉親としての愛憎の絆と女体の哀しさを、明治末から第二次大戦後までの四十年の歳月のうちに描く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

有吉 佐和子
1931‐1984。和歌山生れ。東京女子大短大卒。’56(昭和31)年「地唄」が芥川賞候補となり文壇に登場。代表作に、紀州を舞台にした年代記「紀ノ川」「有田川」「日高川」の三部作、一外科医のために献身する嫁姑の葛藤を描く「華岡青洲の妻」(女流文学賞)、老年問題の先鞭をつけた「恍惚の人」、公害問題を取り上げて世評を博した「複合汚染」など。理知的な視点と旺盛な好奇心で多彩な小説世界を開花させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 680ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1965/03)
  • ISBN-10: 410113202X
  • ISBN-13: 978-4101132020
  • 発売日: 1965/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 86,553位 (本のベストセラーを見る)
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女の一生 2007/4/9
By Doll
形式:文庫
数ある有吉作品の中で一押しです。奔放な母に憎しみながらも愛情をすてられない

朋子。戦後の復興の中でも母はと朋子を苦しませ続ける。

そんななかで、わずかな純情な恋、良い旦那、そして店。娼妓にはならない、と

決意から生き抜く力を得ている気がする。

最後の旅先での女将の愚痴があとをひく。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 私には徹夜本でした。朋子の気持ちがよく書かれているので、苦しくなって涙が止まらないのです。今時の女にはない、ひたむきさを持っている朋子。
 代わって母郁代の心情は語られませんが、美しいということにかける彼女の意気込みは、「華岡青州の妻」のオツギに似ている気がします。つまる所、女はきれいでなくっちゃね、です。綺麗な人には男も女も惹かれますから。でも、娘からみたら最悪の母親です。こんな親ならいらない。
 切ってもきれない親子の縁、伝わって襲ってくる因業、誰のせいでもないけれど、人間だれしも感じる所があるのではないでしょうか?
 家族のことで悩んでいる人にお勧め。解決の足しにはなりませんが、慰めにはなるとおもいますよ。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
☆七つです 2009/11/15
形式:文庫
まず、とても面白かったです。あまり書くと読む楽しみがなくなってしまうので、気に入った所は↓

1. 日本の色々な地方弁が作品に華を添えている。方言ってカッコいいって思ってしまいました。

2. 着物や小物が細かく書かれていて女性なら誰でもウットリしてしまうと思います。

3. 次々に時代が展開して事件も起きて中だるみなし。最後まで飽きないで読めます。

年を取ってからの幾代(母)と朋子(娘)、ある意味、良い凸凹コンビのようにも見えました。
有吉さんはユーモアのある作家なので、しょうもない母を書くのも陰気じゃなくて良いです。

お母さんの郁代、嫌いな方もいるみたいだけど、私は大好きです。
作品中、何度も郁代の美貌について語られていたので、作者も気に入っていたんじゃないかな。
自己中な所も馬鹿っぽい所も、なんか憎めなくてかわいい女性だと思ってしまいました。
このレビューは参考になりましたか?
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投稿日: 2006/7/18 投稿者: 乱読派
私は着物文化に興味をもって読みました。
朽葉色(くちばいろ)、御納戸色(おなんどいろ)、鶸色(ひわいろ)。
小手毬(こでまり)、金雀児(えにしだ)、吾亦紅(われもこう)。... 続きを読む
投稿日: 2004/6/7 投稿者: garbanzo
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