表紙の絵はこの本の内容を端的に表している。
当選当時においては最年少であった36歳という若さで故郷の
武雄市市長となった樋渡氏の自叙伝であるこの本は
最初から最後までスイスイ読めるパワーがある。
保守的な日本の政治、この場合は市政についてだけれど
一人でボロボロになっても立ち向かっていく気概とその姿は
今の日本の政治に必要なものを改めて思い起こさせる。
小説のような回りくどい表現もないから
活字になれてない人もサクっと読めて万人にオススメ。
だけど少し苦言を呈するならばやはり樋渡氏の言動や政治を
ただ一方的に宣伝するかのような内容は少し違和感があった。
ある物事を知る為には反対、賛成両方の視座を提供してくれないと
ただのプロパガンダになってしまう。
自叙伝の性格上仕方ないかとは思いますが、扱っている内容が
それなりにデリケートなのだからもう少し見せ方に工夫が欲しかった。