連載休止から約一年。
掲載雑誌をイブニングに変えてからの久々の単行本化(いや、めでたい)。北辰館トーナメントの2回戦スタート。
初っ端から柔道金メダリストvs.プロレス~空手対決で最後は鞍馬vs.安原の試合開始直前までを収録。
原作以上にプロレスラー長田の活躍が熱く、オリジナルキャラの鞍馬はどこまでやってしまうのか、すでに夢枕ワールドを超え、板垣ワールド全開と化しつつある餓狼伝16巻。
今巻で特筆すべきは、総帥・松尾象山の描かれ方。久々に夢枕さんの原作の雰囲気をこの劇画で感じる事が出来、今後も原作を踏襲しつつもバリバリ板垣ワールドを繰り広げて頂ければ!と胸を熱くして読みました。
それにしてもこのようなトーナメント格闘は、板垣さんの真骨頂を感じますね。観ていて先も読めず、そして熱くなれる。「バキ」の連載で若干、方向性が感じられず、この先ど~なっていくんだろうと良くも悪くも感じているんですが、餓狼伝は単純に「最強」を目指して進んでおり、今後もますます目が離せない作品です。