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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大学院案内ではないが、大学院入学心構え案内ではある,
By どんぐり膝小僧 (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 養老院より大学院 (単行本(ソフトカバー))
著者は社会人入学枠で東北大学大学院へ入学したが、もともと好奇心の塊の人だから、講義は全て面白いものに映ったようだ。しかし、著者は大学院進学のために仕事を減らしながらも、やはり「仕事をしながらの大学院通学は夜間ならともかく、日中は難しいと正直に語っている。日中大学院に行こうものなら、サラリーマンなら会社に多大な迷惑をかけるよ、主婦なら、家族にかなり負担を強いることになるよ」、と正直に忠告している。 この本は「大学院入学案内」ではないので、大学院個々についての情報は大学院進学ガイドなるものを見るべきだが、「大学院に行きたいな〜、でもどうやって条件を整えたらいいのだろう?」と迷っている社会人に対して、準備や大学に行くための条件整備について、教えてくれる、いわば「心構え本」とでもいうものだ。 その一方で、著者の独特の語り口で、若い学生との交流については面白く表現してくれて、結構笑える本だった。 また著者は、大学院に行くことだけが勉強ではない、専門学校やカルチャーセンターでもかなり内容の濃い、レベルの高い講座もあるよ、とも語っており、「何かを学びなおしたい社会人」には色々と楽しいヒントになる本である。
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読み応え十分!,
By
レビュー対象商品: 養老院より大学院 (単行本(ソフトカバー))
単なるエッセイとしてはあまりに内容が濃くてこの本を読むこと自体でかなり勉強になった気がする。軽く読めるような本ではなく、じっくり読ませてくれる。冒頭の「私の座右の銘は『人生出たとこ勝負』」という書き出しからしてアッと驚くのだが、受験を決意してから受験勉強、履修届、授業がどんなものか、時間割に履修届、ゼミでの容赦ない突っ込み・・・とこの本自体が楽しい大学院案内だ。そして注目すべき点は「条件がそろわないのなら無理して受験せず潮時を待て」ということ。これはナルホドと思った。大学院は「まずは入ることから始まるのよ」というものではない、ということ。私自身、大学院に興味はあるのだが何を研究テーマにして論文を書くかが見えてこないので、まだ「その時」ではないのだなと思った。もしかして「その時」は来ないのかもしれないが、それは縁がないということなのだろうと思えた。ただ、テーマを見つけられるようにアンテナは高くおきたいと思うけれども。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「大好きなことを学ぶ」ということ,
By つむじ (東京都江東区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 養老院より大学院 (単行本(ソフトカバー))
この本の中で最も興味深かったことは、勉強の事もさることながら、 入学後のまわりの人との付き合い方についてである。 現役大学生である彼ら、彼女らとの付き合い方、 そして『自分より年下かもしれない』教授達との接し方などである。 本業である勉強よりも、実はそういう事で 尻込みしてしまう人が多いようである。 この本の中には、それに対する筆者なりの答えが 丁寧によく書かれている。 そして、私も内館さんの考えに基本的に賛成である。 それにしても、内館さんは本当に大相撲が好きなんですね。 その為に大学院に入ってしまうぐらいなのだから。 大好きな大相撲を仕事にも勉学にも生かす。 内館さんがいつも楽しそうに見えるのはそのせいかもしれない。
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