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養老孟司の大言論〈1〉希望とは自分が変わること (養老孟司の大言論 1)
 
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養老孟司の大言論〈1〉希望とは自分が変わること (養老孟司の大言論 1) [単行本]

養老 孟司
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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養老孟司の大言論〈1〉希望とは自分が変わること (養老孟司の大言論 1) + 養老孟司の大言論〈2〉嫌いなことから、人は学ぶ (養老孟司の大言論 2)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人は死んで、いなくなる。ボケたらこちらの勝ちである。木の葉のつき方にも複雑な規則がある。問答無用、ドカンは困る。私は純粋行為主義者である。人間の実質は不平等だが、民主社会は平等を要請する。「良識は万人に与えられている」。9年間40万字を費やし、到達した「大言論」シリーズ。全著作リストつき。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

養老 孟司
1937年、鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年、東京大学医学部教授を退官し、同大学名誉教授に。89年、『からだの見方』でサントリー学芸賞を受賞。85年以来一般書を執筆し始め、人体をわかりやすく解説し、「身体の喪失」から来る社会の変化について思索を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 252ページ
  • 出版社: 新潮社 (2011/02)
  • ISBN-10: 4104160040
  • ISBN-13: 978-4104160044
  • 発売日: 2011/02
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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21 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「万物流転」の、待望の単行本化, 2011/3/21
レビュー対象商品: 養老孟司の大言論〈1〉希望とは自分が変わること (養老孟司の大言論 1) (単行本)
季刊誌「考える人」の連載「万物流転」の単行本化。

養老孟司氏の昨今の著作は、語りおろしやインタビューなど、軽いものが中心だったので、
ちょっと物足りないことが多かった。

が、この連載は、がっつりと、氏の文章を堪能でき、読み応えもあって、
(私に限らないであろう、)氏の(文章の)ファンにとっては、非常に毎回待ち遠しいものだった。

その連載が単行本化され、まとめ読みができる、というのは、この上ない喜び! マーベラス。

(一点、書籍の題名と装幀が、ちょっと腑に落ちない。
 森なりなんなりの写真と共に、「万物流転」の表題で、よかったんじゃないかと思った。

 大言論って、何。)
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5つ星のうち 3.0 養老先生節, 2011/6/10
レビュー対象商品: 養老孟司の大言論〈1〉希望とは自分が変わること (養老孟司の大言論 1) (単行本)
養老先生が雑誌「考える人」に連載されていたものをまとめたものです。相変わらず養老先生のモノの見方は面白く、しかも意識していなかった部分にまで踏み込んできます。いわゆるエッセイにあたる文章ではありますが、何処か論文のようなものも感じました。面白くもあり、しかしかなり極端な面もありますけれど、それでも面白いと思わせるものがあります。

紀行文のように出かけることが多い養老先生の、出かけた先で起こる様々な事柄、そこから考えを巡らせます。ただ、ほとんど全てに関して、およそ養老先生の考え方は既に決定されていることが多く、だからこそ、完成されたひとつの考え方として面白く為になり、私の考え方の死角を照らすかのような感覚になりました。

「万物は流転する」という言葉の意味と情報の不変性、すべてが利益団体化する日本と英国の違い、「手入れ」という思想(丸山 真男の「日本に伝統的思想は無い」を受けての発言ですが、なるほどです。身体性を持った方法論を思想というのは意識したこと無かったです)、田舎と都会生活の対比から考える実体験を伴った経験の重要性、近代化し合理化してきたことの意味する脳化する都市(しかし、ここには異論を感じました、身体が先に生じ意識はそれに次存在であろうとも、意識のない所に人間性もまた存在しないんではにか?)、真理は単純で事実は複雑(生物の多様性の話しであり、物事を単純化することを突き詰め過ぎ、細部をおろそかにすることの原理主義化の弊害を指摘しています)、日本人なら参勤交代しろ!(というのはやや強引でたかだか250年くらいの江戸時代のそれも大名だけの習慣というか制度ではありますし、言葉の意味の正確さを尊重する養老先生っぽくないのですが、要は脳だけでなく身体を使えということなのであろうと思います)、純粋行為主義者(行為とは合目的的なものであるという考え方)である養老先生の挨拶や手段的行為への批判など、本当に普段は考えない方向からの指摘が刺激になります。

が、中には頷けない部分ももちろんあって、題名にもなっていますが、自分が変わることが希望になるのはかなり(個人的に、ですが)難しいことなので希望にならないかも、と感じました。変われる人なら良いですが、変えたくても変えられない人には希望は無い事になってしまいますし。

また、この方のエッセイですと割合出てくるのがこのNHKの話しでして、確かにNHKはつまらないですし、公平、中立というのは言葉どおりに捉えればありえないわけでして、当然の批評ではありますが、NHKの肩を持つわけではなく、おそらく公平、中立を目指す、ということであろうと思われます。ファンタジーはすぐ離れられて面白がれるからこそ危険にもなりうるわけですし。虫やファンタジーなど自分の好きなモノに対する評価は高く、それ以外には割合どうでも良いという批評にも感じられますが、それでも鋭い指摘が多くあり楽しかったです。

養老先生の著作が好きな方に(言い切られると信じやすくなるのはどうしてでしょうか?)、虫が好きな方に、オススメ致します。
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5つ星のうち 4.0 面白い, 2011/11/28
レビュー対象商品: 養老孟司の大言論〈1〉希望とは自分が変わること (養老孟司の大言論 1) (単行本)
養老先生のこのシリーズ3冊まとめ買いして読み続けてます。じつに面白い。氏は脳を通じて世間の矛盾、人の不可思議さを語っている。それは今は亡き 池田晶子氏と同じことを言っている様に思えて尚更興味深い。池田氏は養老先生とは180度違いただひたすら考えることのみにより真実を知りたいとすべての事象を追究してきた。
何故だろうか?ただひたすら真実のみ知りたい願い考えると道は違えど辿り着く地点は同じなんだ。
私には到底たどり着けぬ孤高でありながら知性の極みを感じる。
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