え〜、発売日が二転三転したことについては非常に残念だとは思いますが、瀟洒な感じのカバーやCDケースも含めて、それだけ満足できる出来になったと思いますよ(限定版で印刷ミスとか、それこそ洒落になりませんから)
ということで、百合ファンには言わずもがなの藤枝雅先生による、「飴色紅茶館歓談」が単行本化されました〜。
とあるお洒落な街の片隅に立つ紅茶専門店「飴色紅茶館」。
そこのマスターで天然なのんびり屋、そのためちょっと経営とかに不安あり(!)な犬飼芹穂と、高校生のアルバイト店員ながらしっかりもので、(大好きな)芹穂をきっちりフォローしている琴織さらさの二人のしっとりした関係を中心に、さらさのクラスメートでクールを装っているジンクスマニアの獅子尾ハルと、同じくさらさのクラスメートでハルいじり(!)が大好きな日曜大工マニアの白鳥日乃夏の賑やかしを加えた四人による、ゆったり甘甘でちょっぴりドタバタな百合物語が描かれています。
この作品はもともとコミックWARDに読み切りとして掲載されたものですが、百合姫において「巫女魔女」が完結した後の連載として復活したところに、藤枝先生のこの作品に対する思い入れが感じ取れますね。
藤枝先生の百合作品というと、「巫女魔女」にしろ「いおのさま」にしろ、多少(!)浮世離れした面がありましたが、「飴色」では女の子同士の甘酸っぱい雰囲気はそのままに、店の経営やさらさの将来といったリアルな部分もおろそかにせず、さらさと芹穂の関係を丁寧に描いているところが素敵ですね(さらにあとがきまんがのおける、藤枝先生とぱいんさんの百合トーク炸裂っぷりも見事です(爆))
さらに限定版恒例のドラマCDには、百合姫Vol.16の付録ドラマCDに引き続き、新百合カプの愛華と詩子も登場してのドタバタ、ウルウル、ホンワカな百合ワールドが展開されていますよ。
藤枝先生として、今後は「ティンクル」と並行して「飴色」に力を傾注していくとのことですので、百合ファンとしては当分ニヤニヤが止まりそうにありませんね(あと、落とし甲斐のある(?)ハルと日乃夏の関係もどうなることやら...)