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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
何々小説,
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レビュー対象商品: 飢餓海峡(改訂決定版) 上 (単行本)
「興味は謎解きにはなかった、この主人公たちが如何にして生きていくかにあった」と作者も述べているように、出だしは推理小説であり、しかし読者に犯人探しをさせるのではなく、時代を生き抜く人々の姿を描いている人間小説でもあり、その当時の記録小説のようでもありと、何々小説という括りをすることがとても難しい作品です。小説の中では、東北の極貧の農村で生まれた女の生き様が詳細に描かれています。しかし、貧しい村はその村だけではない、日本中のいたるところに貧しい村があった。そして、そんな村で生まれ、生き抜くことが如何に過酷であったかを切々と書き上げています。 最後に作者が「古き時代のことを書くのが難しくなった」という一言がとても印象的でした。
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