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食糧争奪―日本の食が世界から取り残される日
 
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食糧争奪―日本の食が世界から取り残される日 [単行本]

柴田 明夫
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

限りある食糧に全世界が群がり始めた。「爆食」中国の脅威、エネルギー市場に吸い取られる穀物、激減する水資源―。わが国を襲う争奪戦を克明に描き、果たすべき役割を示す。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

柴田 明夫
丸紅経済研究所所長。1976年東京大学農学部卒業後、丸紅に入社。鉄鋼第一本部、調査部を経て、2000年に業務部(丸紅経済研究所)産業調査チーム長、02年に同研究所主席研究員。03年同研究所副所長を経て、06年より現職。内外産業全般の調査・分析、産業政策のフォロー、国際商品市況分析を主な業務にする。経済企画庁(現・内閣府)「地球環境・エネルギー・食料問題研究会」委員、農林水産省「食料・農業・農村政策審議会」臨時委員、「国際食料問題研究会」委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 262ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社 (2007/07)
  • ISBN-10: 4532352673
  • ISBN-13: 978-4532352677
  • 発売日: 2007/07
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本|Amazonが確認した購入
ショッキングなタイトルのため、食糧不足のことをとりわけ悲観的かつセンセーショナルに喧伝する本かと思いきや、さまざまな角度から食糧問題(だけでなく農業問題も)の論点を提起する非常にバランスのとれた良書で、大変勉強になります。
具体的には、穀物需給の逼迫の要因を詳しく分析した第一章をはじめ、食糧だけでなく農業や環境、BSEから遺伝子組み換え食品に至るまで、現代社会が抱えるさまざまな問題点を豊富なデータで明らかにしてくれます。
また、世界、アジア(特に中国)、日本のそれぞれの階層における問題点、今後のあり方もしっかりと示されています。
著者の提言が盛り込まれた第5章を読むと、日本の農業や食糧問題は問題が多いものの、まだまだ(過去のしがらみなどで出来なかったことも含めて)やるべきこと、やれそうなことたくさんありそうな印象を受けます。それだけ、今まで有効な方策をとってこなかったということなのでしょう。
この先10〜20年後には世界的に危機的状況を迎えそうな食糧問題について、国内でもっともっと活発な議論が行われることを(この本がそれを促すことを)期待したいと思います。
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形式:単行本
「資源インフレ」を上梓した丸紅経済研究所長の柴田明夫氏が放つ資源危機第二弾。資源は資源でもこちらは日々の生活と健康に直結する食糧資源だ。

2000年代に入ってから小麦、大豆、トウモロコシなどの穀物価格の高騰、マグロなど水産資源の捕獲制限、バイオマス燃料となる穀物と食糧との競合など身の回りに起こりつつある食糧を巡る緊迫した状況は、70年代に発表されたローマクラブレポートで示された人類の成長の限界を想起させる。

中国やインドなどの新興工業国の爆発的な経済発展と地球温暖化等の環境問題が相俟って、エネルギー資源と同様、食料資源も早晩成長の限界につきあたるのではないか、そのとき日本の農業はどうすべきかを現状分析からその処方箋まで専門家としての知識・データを総動員してわかりやすく解説している。

「資源インフレ」ほどのインパクトはないが、身近な食べ物の問題だけに見逃せない一冊だ。バイオ燃料が提起したエネルギー資源と穀物資源のクロスオーバーがもたらす危機をより深く理解するためにも一読をお勧めする。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 拳骨
形式:単行本
 題名はショッキングだが、内容は冷静に世界の食糧事情を予測したもの。高度成長以降、わが国は食生活を豊かに、同時に食料自給率を下げてきた。世界有数となった経済力があればいつまでも食糧は輸入できるという前提に、政策も国民生活も成り立ってきたのが、中印等の台頭とともに、食糧そのものも、またそれをとりまく環境面からも状況が変化してきた。

 著者は今後の政策の方向も示しており、妥当なものと考えるが、その実行のためには強固に根付いた既得権益はもとより、国民の意識の改造も必要であろう。戦後モデルが行き詰っているといわれるが、その大きな例がここにあると思う。
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