農水省の見解を理解するには良い本。よって★二つ。
しかし内容は全編に渡り現実的に起こらないようなことを前提に文章が組み立てられており、また現実に起こっている実例についても、それが食糧危機とは到底結びつくとは思えないものばかり。
一見もっともらいしい記述が並んでいるが、冷静に読めば官僚の考えることがいかに現実離れしており机上の空論かよくわかる典型的な書。
食料自給率は上げるべきだと思うが、この書にその説得力はほとんどなかったのが非常に残念。
必ず川島博之著「「食糧危機」をあおってはいけない。」とセットで読むべき。内容がほぼリンクしており、この2冊を読むことで食糧問題の理解はかなり進む。
少なくとも本書を読んだだけで食料自給率について語らないほうがよい。