「なぜあなたは食べ過ぎるのか」に始まるこの本は、私に実に様々な気付きをもたらしてくれました。現実世界における様々な苦しみ、葛藤を、自分と食べ物との葛藤にすりかえ、痩せることを夢想し続けることによって、現実の中で苦しんだり、悩んだり傷ついたりすることを避け続けてきた自分に、私は気付くことが出来たのです。この本には、痩せるための方法が載っているわけではありません。もっと大切なこと「痩せるのを、愛されるのを待つのではなく、今の自分を好きになることから変わって行こう」というメッセージが込められているのだと思います。どのように生きていったらよいのか、私は今も試行錯誤の日々です。迷うたび、不安になるたび、私はこの本を開きます。長い歳月を過食に費やし、それを乗り越えた彼女の言葉に、いつも確かな勇気をもらっています。